モリッシー、ザ・スミス再結成ツアーに同意したのは「最後の機会」だったから
モリッシーは、ザ・スミスの再結成ツアーに同意したのは「そんなことが可能な最後の機会」だったからだと語っている。以前、ザ・スミスを再結成するくらいなら菜食主義を破って「自分の睾丸を食べる」方がましだと語っていたモリッシーだが、AEGエンターテインメントから魅力的なオファーが来た時はそのアイデアに前向きだったという。
そして今、モリッシーはミディアムにこう語っている。「そんなことができる最後の機会だと感じたから同意したよ。みんな年を取り始めたからね」「オファーされたツアーは、突然一生分のように感じられる時間を聴いてくれた人たちに感謝の気持ちを伝える良い方法だと思った」「マーに思い入れがあったからではない。まったくないよ」
モリッシーは、マーが2025年のワールド・ツアーに向けてグループを再結成するという「オファーを無視した」だけでなく、ベストヒットアルバムのリリースを「妨害した」と非難、さらにザ・スミスの「商標権と知的財産」を取得し、自分抜きでバンドとしてツアーを行えるようにしたと指摘していた。
これに対しマーのマネージメントは声明を発表、「2018年、第三者がザ・スミスの名前を使おうとしたこと、そしてその商標がバンドによって所有されていないことが判明したことを受け、マーは代理人を通じてモリッシーに連絡を取り、ザ・スミスの名前を守るために協力するよう求めた」「返答がなかったため、マーは自ら商標登録を行うことになった。その後、登録商標をモリッシーとマー両方の利益として保持することをモリッシーの弁護士と合意した」と説明していた。
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