ディープ・パープル、揶揄した記者にインスパイアされた新曲を発表
ディープ・パープルの新曲「レイジー・ソッド」が解禁された。フロントマンのイアン・ギラン(78)を揶揄したある記者にインスパイアされた曲だという。
記者から同い年のカントリー・ミュージックの大御所ドリー・パートンよりも作った曲数が少ないと指摘されたイアンはこの意見に同意、ロックス誌にこう語っている。「最近若いジャーナリストから、生涯で書いた曲の数を聞かれたんだ。20年前に自分のアシスタントが数え上げた時の500曲以上だと答えたんだが、彼女(ジャーナリスト)はドリー・パートンは5000曲作ったと指摘して、俺を怠け野郎(レイジー・ソッド)呼ばわりした。同意せずにはいられず、そのやり取りをノートに書き留めたよ」
同曲はシングル「ポータブル・ドア」「ピクチャーズ・オブ・ユー」に続いて、次回のスタジオアルバム「=1」に収録予定となっている。
2021年に22枚目のスタジオアルバム「ターニング・トゥ・クライム」をリリースした同バンド、カバー曲のみで構成された同作は翌年ギタリストのスティーヴ・モーズが脱退する前の最後の作品となった。
一方「=1」は「1970年代の彼らのエッセンスや姿勢が最近のどの作品よりも表現されている作品」だそうで、プレスリリースにはこう綴られている。「謎めいたタイトル「=1」は世界がますます複雑化する中、最後には全てが1つの統一された本質となるという考えを象徴している。すべてがイコール1になる」
現在ボーカルのイアン・ギラン、ギターのサイモン・マクブライド、ベースのロジャー・グローヴァー、キーボードのドン・エイリー、ドラムのイアン・ペイスから成る同バンド、ボブ・エズリンをプロデューサーに迎えた同新作は今月19日にリリース予定だ。
© BANG Media International
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