milet、初のアリーナ公演「GREEN LIGHTS」4days大盛況で終幕

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撮影:後藤壮太郎

シンガーソングライターのmiletが、デビュー5周年を記念し自身初となるアリーナ公演「milet 5th anniversary live “GREEN LIGHTS”」を3月15日・16日に大阪・大阪城ホール、3月19日・20日に神奈川・横浜アリーナと4days開催され大盛況で幕を閉じた。

miletは、2021年8月東京2020オリンピック閉会式に歌唱出演、そして2023年末には4年連続となるNHK紅白歌合戦に出場する等、破竹の勢いで活躍中のシンガーソングライター。そして、昨年は「テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編」主題歌をMAN WITH A MISSIONとコラボで担当し大きな話題と集め、現在もTVアニメ「葬送のフリーレン」エンディングテーマを担当するなど益々の活躍を見せている。

そんなmiletが2024年3月でデビュー5周年を迎え、初のアリーナ公演を4daysで開催。4日間で約3.8万人の動員となり大きな注目を集めた。

ライブは、今ライブのために書き下ろされた「Green Lights」をGREENのライトで紗幕にmiletが投影されスタート。miletの姿が紗幕に映し出されるや大歓声が湧き起こり幕開け。紗幕が振り落とされ後光差す中登場したmiletは、白1色で構成されたパンツスタイルのクールな衣装で登場。余計な物を加え過ぎない事で内面の持つ強さを演出していた。

そんな姿に大きな歓声が響いた登場から「絆ノ奇跡」「コイコガレ」「checkmate」「Higher」と立て続けに披露され、ライブ開始早々会場は異常な盛り上がりをみせ大きな熱気に包まれていた。

そして「デビュー5年を迎えました。本当にありがとうございます。今日はいつもと違う気持ちでこのステージに立っています」と添えられ、デビュー曲「inside you」がアカペラ歌唱で披露された。アカペラ歌唱ともあって会場全体がmiletの歌声に集中して耳を傾け1コーラス披露された後、バンドが入り迫力あるいつもの「inside you」が披露され、その歌声・演出に彼女の持つ歌唱力とパワフルな生命力を感じた。

中盤では今回の大きな目玉とも言えるDJ MIXメドレーが6曲連続で披露され会場が揺れる程の盛り上がりをみせた。自身初の試みとなったDJ MIXは「HELL CLUB」等の楽曲制作も共にしたDJ HiRAPARKを迎え、「HELL CLUB」「Higher」「Outsider」「SEVENTH HEAVEN」「おもかげ」「us」を披露。いつもと違うスタイルでのパフォーマンスに会場は大盛上がり状態であった。そんなDJ MIXパートを経て次の登場したmiletは繊細なシルクオーガンジーを接ぎ合わせたワンピーススタイルの衣装で登場。優しさと華やかさを演出していた。

後半戦は、TVアニメ「葬送のフリーレン」特別エンディングテーマとなっている「bliss」をセンターステージで披露しスタート。立て続けに披露されたのは同アニメエンディングテーマ「Anytime Anywhere」。センターステージからリフトアップし2階席付近の目線まで昇り披露された姿に、会場は息を飲み見惚れ聞き惚れていた。そして「Wings」「One Reason」「邂逅」とmiletの中でも名バラード曲と評価される曲達が披露され本編は終了。

鳴りやまぬアンコールを受けた後、miletは一人で登場しエレキギターを背負った。エレキギターでの弾き語りで「I Gotta Go」「You made it」「The Hardest」「The Love We’ve Made」がメドレーで披露された。立ち姿でエレキギターを掻き鳴らしメドレー披露する姿にファン達は新しい感覚を覚えているようで、その姿・音をしっかり焼き付けようとしている印象を受けた。

そして最後は「Who I Am」がエレキを背負ったmiletとバンドと共に披露され公演は大盛況で幕を閉じた。

なお、8月3日からmilet史上最多となる全国19都市21公演のホールツアーを開催する。

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