「イナズマロック フェス 2024」開催決定「20周年に向けてまた頑張っていきたい(西川貴教)」

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滋賀ふるさと観光大使を務めるアーティスト西川貴教が2月1日、滋賀県庁で三日月大造・滋賀県知事を表敬訪問、今年で16回目となる「イナズマロック フェス 2024」を9月21日・22日の2日間、滋賀・草津市の烏丸半島芝生広場で開催すると報告した。

また、昨年開催した「イナズマロック フェス 2023」の収益の一部250万0,000円と、出演者によるチャリティーオークションの売上金全額257万7,338円を合わせた計507万7,338円を、琵琶湖の環境保全のための「マザーレイク滋賀応援基金」へ寄附した。さらに同日、草津市役所で橋川渉・草津市長、そして守山市役所で森中高史・守山市長を表敬訪問し、それぞれの市に50万円を寄附。昨年の報告と、改めて今年のイベント開催への協力を仰いだ。

2009年にスタートした国内最大級の大型野外ライブイベント「イナズマロック フェス」は、西川が発起人となり、琵琶湖の水質保全と地域振興をテーマに掲げて毎年滋賀県の草津市烏丸半島で開催しているもので、ミュージシャンだけでなくアイドルや芸人、ご当地キャラクターまで幅広いジャンルの出演者が毎年話題となるイベント。昨年は15年目の記念として開催日程を3日間に増やし、有料エリアの「雷神ステージ」、無料エリアの「風神ステージ」「龍神ステージ」を合わせて、アーティスト・パフォーマー約100組が出演、3日間で合計13万人の観客を動員した。

西川は三日月知事に「地域のみなさんや、知事はじめ職員のみなさんの支えで15年も続けてこられた。イナズマは、一部地域のためではなく滋賀県全域のための取り組みとして、これからも気持ちを新たに20周年に向けてまた頑張っていきたい」とした上で、昨年の10月開催から時期をずらした9月開催を決めたことについては、滋賀県大津市で10月はじめに「大津祭」があること、2025年の同時期には「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」が開催されることを見越し、県内の大きなイベントと重ならないようにと配慮した、と伝えた。三日月知事は「イナズマに来るお客様は、大使(西川)の呼びかけもあって地域住民の方々に迷惑をかけることもなく、スタッフの誘導に従ってご協力いただいて嬉しい、誇りでもある。今回も多額の寄附をいただき、まさに「水の未来や水を大切に」という想いがどんどんと広がっていることを実感している」と感謝を述べた。

また西川は守山市役所で森中高史(たかふみ)・守山市長を表敬訪問し、50万円を寄附。昨年初めて会場へのシャトルバス乗降地をJR守山駅に設置したことから、守山市への寄附も新たに加わったものである。西川が「イベントに参加したみなさんからは、『今まで以上に使いやすくなった、行きやすくなった』と喜んでいただいた。地域の方々にいろいろご了承、ご理解いただきながらではあるが、これからも守山市のみなさんとも繋がりを作っていきたいと考えているので、ご協力いただけると嬉しい」と話すと、森中市長は「みなさんのマナーが素晴らしく、大きなトラブルなく開催できて我々としても非常にありがたかった。これからいろいろな調整をさせていただくが、引き続き守山も活用いただけるようにしたい」と答えた。

さらにイベント会場である草津市に赴き、草津市役所で橋川渉・草津市長を表敬訪問、草津市にも50万円を寄附。橋川市長は、イナズマの会場となっている烏丸半島周辺合わせて4か所に昨年「イナズマロックフェスデザインマンホールふた」を設置したことに触れ、「このマンホールも、また増やしていく」と話した。また烏丸半島入口のトイレ改修を考えていることを伝えると、西川は「イナズマに参加してくださる方も年々増えて、設備も追いつかなくなってきた。そういった形で地域に応援してもらえるのは本当に嬉しい」と話した。

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