大滝詠一、アルバム「EACH TIME」発売40周年記念盤は多数の未発表バージョンに加え40年前の「幻の映像作品」も収録

国内外の幅広い世代から熱狂的に支持されている大滝詠一の代表アルバム「EACH TIME」の発売40周年を記念して、「EACH TIME 40th Anniversary Edition」が2024年3月21日にリリースされる。今作の収録曲第2弾が公開された。本日、BOXセットのCD Disc-3とBlu-rayの収録曲が発表された。

「EACH TIME」は1984年3月21日に発表されたソロ名義としては6枚目、オリジナルスタジオ・フル アルバムとしては大滝生前最後の作品。はっぴいえんど時代からの盟友・松本隆氏作詞による、まるで音で奏でる短編小説集のようなオリジナル盤の発表以降、”毎回曲順を変えて”何度もリリースが続く、非常に人気の高い作品でもあり“曲順未完のアルバム”とも言える。

EACH TIME Sessionsと命名されたCD Disc-3は、16曲全てが初公開となる貴重な音源を収録。普段聞くことができない和気藹々としたスタジオトークや、大滝のガイドメロによる名曲のアウトテイク群をたっぷり堪能できる資料価値が極めて高い作品集に仕上がっている。

BOXにセットされる4枚目のディスク・Blu-rayには、「EACH TIME」を新たにミックスした5.1chサラウンド音源を収録。大滝詠一が生み出した名作アルバムを立体的で臨場感あふれるサウンドで体感できる。5.1chミックスに加えて、EACH TIME 1984 Original Mix、EACH TIME SINGLE VOX、EACH TIME Singles + Rarities、EACH TIME Karaokeのハイレゾリマスタリング音源も収録される。

更に、Blu-rayには映像作品も収録されることが決定。「EACH TIME」のオリジナル盤リリース当時に制作された、“幻の映像作品”とも言える「ペパーミント・ブルー」「フィヨルドの少女」のミュージックビデオとアルバムのTV-CMが、アーカイブから発掘され特典映像として収録。この映像はBlu-rayでのみ観ることができる。そして、40周年を記念して制作される新しい映像作品、「EACH TIME THE MOVIE」と「ペパーミント・ブルー」の新ミュージックビデオも収録される予定で、この詳細は後日発表される。