鮎川誠のドキュメンタリー映画『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』バイきんぐ小峠英二メッセージ映像解禁、オンライン生配信番組開催も

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映画『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』

1月29日に74歳でこの世を去った鮎川誠。1978年にシーナ&ロケッツを結成して以来、最後まで現役のロックミュージシャンとしてステージに立ち続けた彼の素顔に迫ったドキュメンタリー映画『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』。今回、鮎川誠と同郷の福岡県出身で、ロック好き芸人として知られるお笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二が、シーナ&ロケッツや鮎川誠について語ったインタビュー映像を解禁。さらに、本作の公開記念として9月8日20:00より共感シアター公式YouTubeチャンネルにて、LiLiCoや赤ペン瀧川が出演するオンライン生配信番組の配信が決定した。

本作は、1979年にシングル「ユー・メイ・ドリーム」がヒットし、日本のロックシーンに大きな足跡を残したバンド、シーナ&ロケッツ。そのギタリストとして休みなく走り続け、最期までステージに立つことにこだわった鮎川誠の生涯に迫るドキュメンタリー映画。揺るぎないロック哲学とロック教養を持った鮎川は最高のロックギタリストであると同時に、妻と3人の娘たちと過ごす時間を何より大切にする優しい家庭人でもあった。

「生活とロックはイコールという世界に、シーナが引き込んでくれた」と話す鮎川。だが、2015年2月14日に妻でバンドのヴォーカルのシーナが死去。シーナ&ロケッツはそこで止まるかとメンバーさえも思ったものだが、鮎川はバンドの動きを止めなかった。3人になったシーナ&ロケッツは以前にも増して精力的にライブ活動を行ない、やがてシーナの意志を引き継いでLUCY MIRRORこと末娘の知慧子がヴォーカルで正式加入すると、さらに活性化。22年に結成45周年を迎え、鮎川はまだまだ走り続けると誰もが思っていたのだが。

2023年3月に開催されたTBSドキュメンタリー映画祭に於いて上映された「シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢」をもとに、所縁の人物へのインタビューやプライベート映像、貴重な音源などを加え再編集した内容となっている本作。本篇では、甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)や浅井健一、大江慎也、友部正人らがインタビューに答えているのに加え、バンドのファンでもあった俳優の松重豊がナレーションを務めている。

本日公開されたバイきんぐ小峠英二のインタビュー映像では、シーナ&ロケッツとの出会いから、小峠も参戦したという鮎川のラストライブ、そして衝撃を受けたという鮎川の訃報を知ったときの様子などが語られている。

「ギター弾いてるときはロックスターで、鬼気迫る感じとかもあるんですけど、MCになるとスゴく人の温かみが出るというか、人間味が出る」と鮎川の魅力について語り、「MCのときの優しさ・人間味っていうのが普段から家族を大事にして家族と過ごしてっていう、そこから出てくるものなんだろうなって思いましたね」と、本作を観てその理由がわかったと明かした。

最後に「本当にシーナ&ロケッツというのはいいバンドだったんだなっていうのを感じられる映画だと思いますので、是非皆さんご覧ください」と映画をアピールした。

映画『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』は現在全国公開中。

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