COWBOY BEBOPのアルバム＆マキシシングル全7タイトル収録のLP-BOXと菅野よう子が新たに選曲・編集した3タイトルをアナログ盤にて12/13リリース

1998年にTV放送された渡辺信一郎監督によるオリジナルアニメ「カウボーイビバップ」。そのスタイリッシュな映像は見るものに衝撃を与え、アニメという枠を飛び越え多くのシンパを生み出しTVシリーズは大ヒットを記録、後に劇場版も公開、さらにNetflixで実写化もされるなど国内に留まらず世界的に注目される作品となった。

その中でも映像とともに菅野よう子による音楽も注目され、アニメ音楽史に燦然と輝く名曲、TVシリーズのオープニングテーマ「Tank!」を収録したサウンドトラック第1弾「COWBOY BEBOP」は大ヒットを記録、第 13 回日本ゴールドディスク大賞「アニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤー」も受賞している。またその音楽性もジャズ、ロック、フレンチポップからハウスミュージックに至るまで広大でジャンルレス、さらにJAZZの名門、BlueNoteレコード全盛期の作品ほぼ全てを手掛けた名エンジニア、ルディ・ヴァン・ゲルダーも制作に参加するなどアニメ音楽という枠を超えて国内外で高く評価されている。

そのサウンドを収録したアルバム＆マキシシングル全7タイトルを11枚組にまとめたLP-BOXが、12月13日にリリースされることが決定した。豪華なBOXに収納される各タイトルのジャケットはオリジナルのデザインを採用、CD発売時に高い評価を受けたアートワークがLPサイズになるということでこれもコレクター心をくすぐるものとなっている。

今回このLP-BOXに加え、菅野よう子が新たに選曲・編集した3タイトル「Tank! Gold COWBOY BEBOP」（2枚組）、「The Real Folk Blues Legends COWBOY BEBOP」（2枚組）、「Songs for the Cosmic Sofa COWBOY BEBOP」（1枚組）も合わせてリリースされる。菅野よう子の作品に対する新たな解釈となるこの3アイテムにも注目だ。LP-BOX、上記3タイトル共、初回生産限定となる。

さらにアナログ盤でのみリリースされていたNetflixで配信された実写版のサウンドトラックが今回、初めて全曲収録版としてCD化されることになった。今年TV放映から25周年、それを記念して様々なプロジェクトの始動が発表されている「カウボーイビバップ」。その中でも今回のアナログ盤をはじめとする音楽作品のリリースは国内のアニメファン、音楽ファンにとどまらず海外にも多く存在するファンのボルテージを上げることになりそうだ。