Aile The Shota、ニューシングル「No Frontier」MVはアンドロイドとの追跡&逃亡劇

アーティスト

Aile The Shota

Aile The Shotaが、7月5日にリリースしたデジタルシングル「No Frontier」のミュージックビデオを公開した。

テレビアニメ「AIの遺電子」のオープニングテーマに起用された「No Frontier」は、アニメが描くヒトとAIが共存する近未来をイメージに、プロデューサーRyosuke “Dr.R” Sakaiと作り上げたエクスペリメンタルなトラックに、不完全な未来に向かう心情と現在を生きる愛情を表現したリリックと、ハイトーン&エフェクティブなボーカルが印象的な楽曲だ。

公開されたミュージックビデオでも、楽曲の世界観を表現。人間とアンドロイドの見分けがつかなくなった世界で、AI+アンドロイドとして生を受けたAile The Shotaが、オリジナルに当たる本体のAile The Shotaを尾行するというストーリー仕立てになっている。

そんな今作の映像に企画、脚本で携わっているのが、開発者でありクリエイターの川田十夢。AR三兄弟として様々な発信をする川田十夢は、デビューからAile The Shotaを応援する1人として、自身がナビゲーターを務めるJ-WAVEの番組「INNOVATION WORLD」で楽曲オンエアや、番組ゲストで、Aile The Shotaをサポートしてきた。今回楽曲テーマが、番組や川田十夢にリンクするということで、Aile The Shota側からビデオの監修を依頼。コラボレーションが実現した。

このミュージックビデオでは、AIの目線を表現する演出として、AR三兄弟が開発した、開発現場で最新の概念となるSpatial(空間)をいち早く取り入れたコンピュータービジョンが使用されており、そういった観点でも近未来的な作品に仕上がっている。

そして、このコンピュータービジョンを再現するアプリのリリースも近日中に予定されているとのこと。

川田十夢コメント

Aile The Shotaは特別な人で、デビュー作からすでに世界が完成していました。作品を重ねるたびに前作を軽やかに越えてゆこうとするShotaくんを見て、今回の設定を思いつきました。「AIの遺電子」との共時性を意識しつつ、Aile The Shotaが抱える実感として嘘のないストーリーを心がけました。

撮影現場でShotaくんに求めたこと、ほとんど映画でした。演技とアクションをまるでダンスするみたいにしなやかにこなしてゆく横顔をみて、ああこの人はずっと先まで未来を見せてくれる存在になるだろうと、頼もしく思いました。

Aile The Shotaコメント

この作品で描くのはAile The Shotaの見据える未来への覚悟であり、過去から地続きの今です。「AIの遺電子」という作品があったからこそ生まれたこの楽曲のメッセージに、1つのストーリーを添えて届けます。「No Frontier」に溶けるAile The Shotaの世界観を味わってください。

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