日本ツアー中のボブ・ディラン、最新作「Shadow Kingdom」を6/2世界同時発売

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ボブ・ディラン「Shadow Kingdom」

4月6日から始まったボブ・ディランの日本ツアーは高評価のうちに前半戦の5回公演を終了。そんな最中、最新作である「Shadow Kingdom」の発売が決まった。6月2日にオーディオ・アルバムとして世界同時リリースされるが、フォーマットは、CD、12インチ・ヴァイナルLP2枚組、デジタルの3タイプ。なお、映像版完全尺の「Shadow Kingdom」は、6月6日からダウンロード、レンタルが予定されている。

「Shadow Kingdom」は、ボブ・ディランがこれまでに書き上げ、さまざまに語られてきた名曲群の、まさに究極の21世紀ヴァージョン。「いつまでも若く」「イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー」などのよく知られた曲から、「クイーン・ジェーン」「悪意の使者」といった秘宝とも呼ぶべき曲までが収められた。もともと「Shadow Kingdom」は“ジ・アーリー・ソングズ・オヴ・ボブ・ディラン”なる副題が添えられ、2021年7月のストリーミング限定フィルム・イベントで公開するため、それら名曲群に新たな解釈を加えたうえで制作されたもので、ついにオーディオ・フォーマットで聞けることとなった。

アルバム「Shadow Kingdom」に収められたのは、ディラン自らが選び出した13曲と、クロージングで使われたインストゥルメンタル「シエラのテーマ」。現在開催中の日本ツアーでの演奏曲と5曲が重複しており、アレンジは異なるものの興奮が再び蘇る内容になった。

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