KIRINJI、新レーベル「syncokin」を設立 テレビ東京系ドラマ「かしましめし」の主題歌「nestling」を4/11に配信リリース

アーティスト

KIRINJI

2023年8月にメジャーデビュー25周年を迎えるKIRINJIが、新レーベル「syncokin」(シンコキン)を設立することを、KIRINJIオフィシャルサイトにて発表した。レーベル名の「syncokin」は、新古今和歌集から取り、堀込高樹が命名。“刺激的で浪漫的な新旧様々な音楽”を幅広く取り入れ、今のKIRINJIが発信する。

また、同レーベルより、テレビ東京系ドラマ「かしましめし」主題歌の新曲「nestling」(ネスリング)を、ドラマ初回放送後の4月11日に配信リリースすることもあわせて発表された。ジャケットとレーベルロゴは、KIRINJI作品ではお馴染みの大島依提亜が担当している。

楽曲「nestling」は、ドラマの登場人物の3人が集い食卓を囲む部屋を“巣”、成鳥ではあるけれど不器用な彼らを“雛鳥”に見立て、ドラマで描かれていく彼らの変化や成長を願った歌詞を、力強くも軽快なグルーヴに乗せた心温まる楽曲になっている。

ミュージシャンには、2014年に結成され、ソウルやファンクをベースに多様なジャンルにも躊躇なく飲み込んでいくミクスチャーバンド、「いま聴くべき」ネクストブレイクアーティストとして注目を浴びているBREIMENのメンバー、高木祥太(Bass)とSo Kanno(Drums)がKIRINJIのレコーディングに初参加。レコーディングおよびミックスは、millennium paradeやBREIMEN、Friday Night Planなどの楽曲を手がける佐々木優がKIRINJI作品に初参加した。

なお楽曲は、堀込高樹がDJを務めるα-STATION FM京都のレギュラー番組「NEW MUSIC, NEW LIFE」(14:00~15:00)番組内にて、4月9日にフルサイズで全国初オンエアされる。

堀込高樹コメント

この度、KIRINJI堀込高樹は音楽レーベル「syncokin」を立ち上げることになりました。
シンコキン、と読みます。

新しい音楽は自分に刺激と直感を与えてくれます。古い音楽には浪漫と郷愁、親しみを感じます。
それらを包含する音楽、今の時代に生きる今の人々の生活にフィットする音楽を作りたいと僕はいつも思っています。

そんな思いを一言で表す言葉を見つけました。
新古今。国語や歴史の授業で習った「新古今和歌集」のシンコキンです。時を表す言葉が三つ並んでいる。
不勉強なのでこの書物に収められた和歌については一句も知りませんが、かねてより新古今という綴りとシンコキンという響きに面白みを感じていたのです。いい、これでいこうじゃないか!

表記をどうするか。思案の結果、サブスクリプションサービスで聴いてくれている海外のリスナーにも届くようにアルファベットで「syncokin」としました。
新は「syn」、同時に。
古は「co」、共に。
今は「kin」、親類。
三つならべて「syncokin」です。とてもファミリアーな印象の言葉が生まれました。

新しい音楽も古い音楽も取り込んで、今の音楽として響かせよう。
今を共に生きる人、KIRINJIを聴いてくれる人は皆、親戚。
そんな気分で作品を創っていきます。

皆様、「syncokin」をよろしくお願いいたします!

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