JO1、初の全国アリーナツアーで11万人を動員 5都市13公演完走のツアーファイナルをレポート

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グローバルボーイズグループJO1の初となる全国アリーナツアー「2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’」のファイナルとなる東京公演が、10月23日東京・有明アリーナで開催された。

5月に発売された2ndアルバム「KIZUNA」を引っさげて、9月より、愛知(2公演)、大阪(3公演)、神奈川(3公演)、福岡(2公演)、東京(3公演)の全国5都市で、13公演を行い、計11万人を動員した。

開演時間になると、場内のBGMに合わせて手拍子が。期待が高まったステージに11人が現れると、JAM(JO1ファンの呼称)は大興奮。「Move The Soul」「Born To Be Wild」「Algorithm」など5曲を一気に歌い踊り、パフォーマンスする姿に、スタートからボルテージはMAXに。

一糸乱れぬダンスを披露し、会場を魅了した彼らでしたが、MCトークでは一転、JAMを笑顔に。河野純喜が「お前らさ〜。オーラスだって言ってんじゃねーか。盛り上げれんのかー!?」となぜかキレ気味に煽れば、川西拓実は「今日がツアー最終日なので、みなさん腕が痛いくらい拍手して、体が疲れるくらい立っていてください!」と笑いをまじえつつ声をかけた。

「Shine A Light」「僕らの季節」など、ヒット曲を披露し、客席では曲に合わせてペンライトが何色にも光り、JO1の“美”のパフォーマンスを煌びやかに演出。さらに、「Running」(川尻蓮、鶴房汐恩、與那城奨)、「Get Inside Me」(大平祥生、川西、木全翔也、河野)、「KungChiKiTa」(金城碧海、佐藤景瑚、白岩瑠姫、豆原一成)とユニットに分かれてパフォーマンスをする“ライブならでは”の構成も。

そして、追加公演から新たに歌われたバラード「Be With You(足跡)」や、センターステージがリフトアップし、円形に並んだメンバーたちが歌い上げる演出が印象的な「ZERO」、10月12日に発売されたばかりの「MIDNIGHT SUN」のリード曲であり、MVを公開してから13日で、3000万回再生を突破した「Super Cali」や、「無限大」「OH-EHOH」など、激しいダンスから美しいヴォーカルまで堪能できる大満足のセットリストに。

11人は、メインステージ、センターステージを所せましと駆け回り、ダブルアンコールを含む全28曲を披露。JO1の“これまで”と、今後の飛躍が予見できる11人の“これから”を体感できるライブになった。

全13公演を駆け抜けたメンバー。ライブ中にも何度も感謝を述べていた彼らが、改めてファンに向けてメッセージ。川尻や河野など、中には涙を流しながら想いを伝えるメンバーもいた。

豆原「みなさんに元気や勇気、明日から頑張ろうという気持ちを伝えるためにステージに立っているんですけど、(逆に)みなさんからたくさんもらって、明日の活力になるな、と毎日思っています。本当にみなさんのおかげです。ありがとうございます」

大平「“次はもっとデカいところでやってやるぞ”という気持ちが、オープニングからメラメラ燃え上がっています。この会場に来られなかった人もいると思うので、その人たちもあわせて、もっと大きい会場で僕たちと幸せになりましょう」

川尻「オーディションに出るまでは本当に何もなかったんです。何もなかった僕に、幸せや素敵な時間をくれて本当にありがとうございます。こうしてライブができるのは本当に普通じゃなくて……。こういった状況の中で、会えるのが、まず奇跡だと思います。みんながいたからです。ありがとう」

金城「今日はお母さんが観に来てくれています。僕は母子家庭で育ったんですけど、女手一つで育てるのはすごく大変。僕もガキンチョやったから、迷惑をかけたと思うけど、自分のやりたいことを見つけて、こんなにもたくさんの人に愛されて、誇らしく思ってくれているのかな? これからもっと恩返ししていきたいです」

鶴房「ここまで楽しんでくださったみなさん本当にありがとうございます。ツアーも9月3日から10月23日まであって、ラスト“来るんかな?”と思っていたんですけど、あっという間に(千秋楽が)来ちゃいましたね。楽しかったですし、JAMのみなさんの顔が見られたし、みんな笑顔で幸せそうで、俺たちも幸せになれます」

白岩「今回のツアー前に体調を崩して……。最後のリハーサルには出られたんですけど、それに出られなかったら初日公演に立てていませんでした。全公演JAMのみなさんの前に立てたのは当たり前じゃないと思ったし、(舞台に)立ててホッとしています。いろんな景色が見られて、またJO1とJAMの思い出が増えました」

木全「いろんな思い出がJAMとできましたし、メンバーともできました。いい経験がたくさんできたなと思います。明日から楽しみにしていたツアーがなくなっちゃって、“しんどいな”ってなっちゃうかもしれないですが、僕たちがいるので安心してください。JO1はいつでもJAMを支えています」

佐藤「もう24(歳)ですよ……。今まで歳をとるのが嫌だったんですけど、最近は楽しくなってきて。来年25歳はもっともっとライブができたらいいなと思っています。これからもずっとずっと、30歳になっても、40歳になっても一緒にいてください。お願いします」

川西「今日が最後。こうして歌ったり踊ったりできるのは、いつも応援してくださっているみなさんのおかげだと思っています。本当にありがとうございます。またみなさんの前に、カッコいい姿で立てるように、音楽制作もたくさん頑張ります。何か僕もできたらいいなと思っています!期待していてください。」

與那城「もっともっと大きいステージで、たくさんのJAMのみなさんに僕たちの姿を見てほしいと思っています。僕たちもJAMのみなさんの反応を間近で見られて、心が満たされます。支え合っているなと感じます。JAMがあってのJO1ですし、僕たちもどんどんいろんなことをやっていきたいと思います」

河野「昔から歌うことが大好きでした。お母さんも「あんたの歌心地いいな」と言ってくれて……。夢が本当に実ってよかったなと思います。まだ夢の途中なので、もっともっと高いところを目指して頑張りたいと思います」

ライブの終盤には、25日に27歳の誕生日を迎える與那城にサプライズのお祝いがあった。ケーキと、そしてJAMやメンバーの大平祥生が掲げた「SHOくんお誕生日おめでとう」のスローガンで祝福されると、いつもメンバーを見守る立場のリーダーの目からも涙が流れる。

與那城は「ありがとうございます……。27歳ということで、みんなに支えられてここまでやってこられました。まだまだJO1の旅は続きますので、これからもよろしくお願いします。今日はありがとうございました!」と感謝を伝えていた。

JO1「2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’」10月23日有明アリーナ セットリスト

01. Move The Soul
02. Born To Be Wild
03. Algorithm
04. YOLO-konde
05. Walk It Like I Talk It
06. Shine A Light
07. 僕らの季節
08. Running(川尻/鶴房/與那城)
09. Get Inside Me(大平/川西/木全/河野)
10. KungChiKiTa(金城/佐藤/白岩/豆原)
11. Be With You(足跡)
12. ZERO
13. 流星雨
14. SuperCali ※6TH SINGLE リード曲
15. 無限大
16. La Pa Pa Pam
17. Rose
18. Speed of Light
19. OH-EH-OH
20. GrandMaster
21. REAL

アンコール

22. Dreaming Night
23. STAY
24. Touch!
25. My Friends
26. Run&Go
27. With Us

ダブルアンコール

28. 君のまま ※最終公演のみ

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