家入レオ、約3年ぶりの全国ツアーがスタート シングル全曲披露した10周年に相応しいライブで観客を圧倒

アーティスト

撮影:Rina Asahi

一瞬にして会場のボルテージをあげた家入は、「今日は“家入レオ8th Live Tour 2022 〜THE BEST〜に遊びに来てくれてありがとーう!みんなに本当に会いたかったよー!!約3年ぶりのツアーということで、すっごく楽しみにして来ました。2月20日に10周年ライブを一夜限りで開催することができたんですけど、東京だけじゃなくて、全国にいてくれるファンの皆さんに直接お礼を伝えにいきたいと思っていたんです。コロナのことがあって、ライブができなくなって、『あ、みんなと会えるライブって当たり前じゃないんだ』改めて気付いて、配信ライブもやって徐々に有観客でできるようになってきて、顔見てライブで歌わせてもらえるだけで本当に幸せなんです!みなさんも、もしかしたら声が出せなくて残念、、と思うかもしれないけど、みんなの心のこもった拍手が私にもメンバーのみんなにも届いてます!私もみんなと目と目で、クラップで繋がれるし!会場のみんな一人一人に届くように歌うので、最後まで私もみんなも楽しんでいきましょう!よろしくお願いします!」と話した。

その後、「もし君を許せたら」他ドラマ・アニメ主題歌で構成されたメドレーで一気に観客を惹きつけた。その後ライブはアコースティックセッションへ。今回のツアーはバンマスに宗本康兵(Key)、そして西塚真吾(Ba)、大月文太(Gt)堀口知江(Gt)、玉田豊夢(Dr)というバンド編成となっており、このアコースティックセッションでの「君がくれた夏」は各公演でどの楽器とセッションするか、日替わりでお届けすることになっており、初日の本公演では、家入のアコースティックギターと大月のエレキギター、堀口のアコースティックギターというギターのみの編成でしっとりと披露、その後2曲も本ツアーだけのアコースティックver.で会場を魅了した。

その後も、メドレーを含む6曲を立て続けに披露し、その圧倒的な歌唱力を会場中に響かせた。そして、「8月にリリースした『レモンソーダ』聴いていただけましたか?!夏フェスとかで歌ったら気持ちいいだろうなと思いながら作っていて、今日ライブで披露するの初めてなんですが、みなさん準備はいいですか?!レモンソーダって飲んだ時に喉の奥でシュワシュワってするでしょ?そのちょっとした痛みが、好きな人を追いかけたあの夏に似てる!と思って作りました。みんなもそうゆう甘酸っぱい記憶を思い出しながら聴いてください!」と話すと、ベストアルバム「10th Anniversary Best」に収録されていた楽曲「花束」以来約半年ぶりのリリースとなった楽曲「レモンソーダ」を力強く高らかに歌い上げライブは後半戦へ。

「さて、ここからさらに盛り上がっていきたいなと思っているんですが、、!9月28日にリリースした新曲『Pain』聴いていただけましたでしょうか?10周年の節目に原点回帰したいなと思って、自分の心の奥にある叫びを赤裸々に綴った歌詞になりました。これからも自分の痛みとか、もちろん喜びも、音楽に刻みつけて生きていく!!ていう覚悟を歌いました。そして、こちらも今日ライブ初披露ですので!!みんなとライブで盛り上がりたいなと思って作った曲ですから!みなさんゴリゴリに盛り上げてほしいんですよね?!いけますよね?!」と話し、新曲「Pain」を熱唱。ソリッドなバンドサウンドと家入の熱のこもったパフォーマンスで会場の熱気は最高潮に。その後3曲を披露し、観客を大いに盛り上げたまま本編は幕を閉じた。

アンコールを求める観客からの大きな手拍子で再登場した家入は「僕たちの未来」など2曲を披露。この日一番の手拍子が沸き起こり会場は大きな一体感で包まれ、約3年ぶりの全国ツアー初日となるこの日の公演は大盛況にて終了した。

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