Uru、短編集『セレナーデ』本日発売 物語の元となる楽曲「セレナーデ」MVのプレミア公開も

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Uruが自身初の短編集『セレナーデ』をデビュー記念日となる本日6月15日に発売した。定価1,600円+税。

また、リリースにあわせて本日18時にニューシングル「それを愛と呼ぶなら」収録曲「セレナーデ」のミュージックビデオをオフィシャルYouTubeでプレミア公開する事も決定した。

短編集『セレナーデ』は、デビュー時よりライブ会場やオフィシャルファンクラブ内で発表してきた、自身の楽曲を元に同名の物語を書籍としてまとめたもので「しあわせの詩」と「鈍色の日」に加えて、書き下ろしとなる「セレナーデ」を加えてUru初の書籍として刊行されたもの。カバー写真はUruのシングル「remember」「プロローグ」「あなたがいることで」のジャケット写真も担当した写真家の岩倉しおりが担当、初の書籍発売での再びタッグにウェブ上でも話題を呼んでいる。

物語「セレナーデ」は、摂食障害で悩む高校三年生の葵、恋人の隼人、幼馴染の陽が、それぞれの過去や悩みと向き合い他者と触れ合うことでそれを乗り越え前に進む姿を描く、瑞々しい青春群像劇。

Uruは書籍発売にあたり、「本を読む事が大好きですが、まさか自分が読み手から書き手に変わる機会を頂けると思っていませんでした。自分ではない他者との関わりの中で愛を求めたり踠いたりしながら自分という人間をより深く知っていくような、そんな心の機微を書きました。胸を刺すような表現もあるかもしれませんが、自分のすぐ近くで起こっている誰かの日常の一部だと、親愛の情を持って読んで頂けたら嬉しいです」とコメントしている。

物語の元となる楽曲「セレナーデ」は、6月1日に発売のTBS系日曜劇場「マイファミリー」主題歌としても話題を呼ぶニューシングル「それを愛と呼ぶなら」に収録されており、作詞・作曲をUru本人、編曲をUruの楽曲アレンジを数多く手がけるトオミヨウが担当した、胸を締めつけられるほどもどかしく美しい、大切な人への一途な想いを丁寧に歌った楽曲となっている。

本日18:00に公開されるミュージックビデオは、新進気鋭のイラストレーター・アニメーターのがーこが手掛けており、楽曲や物語同様にノスタルジックな全編アニメーションで構成された映像となっている。

ニューシングル「それを愛と呼ぶなら」は、TBS系日曜劇場「マイファミリー」の主題歌として書き下ろした楽曲で、作詞・作曲をUru、編曲を小林武史が手掛けた後悔や失敗を経験したからこそ気付くことのできる想いを描いた聴く人の背中を鼓舞するような再生・再起の一曲。

先週日曜に最終回を迎え、クール内3度目のTwitter世界トレンド1位を獲得しSNSを中心に大きな話題を呼ぶ中、ドラマとともに主題歌「それを愛と呼ぶなら」への注目度と評価も高まっており、各音楽配信サイトではチャート最高位を更新するなどロングヒットを記録している

Uruは7月より全国10箇所11公演となる過去最大規模のホールツアーUru Tour 2022「again」の開催が決定している。

Uruコメント

本を読む事が大好きですが、まさか自分が読み手から書き手に変わる機会を頂けると思っていませんでした。小説家の方にとても尊敬の念があり、自分が書き手になる事にとても恐縮し躊躇しましたが、何度か背中を押して頂き、挑戦する事ができました。今まで、ライブ会場での朗読やファンクラブの中で物語をいくつか書いて来ましたが、形ある物としてどなたかに手に取って頂ける日が来ることを自分でも驚いています。

生きているといろんな出来事がありますが、道ですれ違った人も、カフェでとても楽しそうに笑っている誰かも、きっと何かしら自分の心の中だけに留めている傷や秘密、蓋をして来た事のようなものがあって、それとうまく共存しながら日常を送っているのだろうと思っています。この本に綴った家族、人生、恋愛の3つの柱の物語はそれらが根底にあって、自分ではない他者との関わりの中で愛を求めたり踠いたりしながら自分という人間をより深く知っていくような、そんな心の機微を書きました。

胸を刺すような表現もあるかもしれませんが、自分のすぐ近くで起こっている誰かの日常の一部だと、親愛の情を持って読んで頂けたら嬉しいです。

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