星野源、映画『ゴーストブック おばけずかん』主題歌を担当 “人間もおばけも思わず踊りだしてしまう”楽曲が完成

アーティスト

星野源

『ALWAYS 三丁目の夕日』で懐かしい昭和の風景を、『DESTINY 鎌倉ものがたり』で妖しくも美しい黄泉の国を圧倒的なVFXで映像化して観るもの全ての心を奪った日本を代表する映画監督・山崎貴の最新作『ゴーストブックおばけずかん』が7月22日に公開されるが、“人間もおばけも思わず踊りだしてしまう”本作の主題歌を星野源が担当することが決定した。

『ゴーストブックおばけずかん』は“どんな願い事も叶えてくれる一冊の本=おばけずかん”を手に入れた子供たちを待ち受ける、数々の試練、新たな出会い、そして別れ。「大人が知らないベストセラー」として子供たちに愛される児童書「おばけずかん」の世界をVFXで映像化して、手に汗握る冒険と、子供たちの成長物語を描く。

本作の主人公は、総勢500人以上の中からオーディションで選ばれた城桧吏(じょう かいり)、柴崎楓雅(しばさきふうが)、サニーマックレンドン、吉村文香(よしむら あやか)という運命の子供たち。山崎監督に見出された4人がおばけに立ち向かう子供たちを体当たりで演じた。

さらに先生役として4年ぶりの映画出演となる新垣結衣が、子供たちが「おばけずかん」を手に入れるために訪れた古本屋の謎の店主役として神木隆之介が出演。夏休みの公開に向けて、先日、図鑑の試練として子供たちの前に立ちはだかるおばけを演じる豪華声優陣(釘宮理恵、下野紘、杉田智和、大塚明夫、田中泯)も解禁され、期待が高まってきている。

そして星野が、本作のために新曲「異世界混合大舞踏会(feat. おばけ)」を書き下ろした。主題歌アーティストを決めるにあたり、「コロナ禍が広がった2020年。準備中だった本作の、子供たちが冒険するおばけの世界観を現代的に表現し、幅広い世代に楽しんでもらうための主題歌が必要だ」という兼ねてからの制作陣の熱い想いもあり、今回星野に熱烈オファー。そして、この奇跡のタッグが実現いたしました。

「異世界混合大舞踏会(feat. おばけ)」は、イントロからポップな曲調で始まり、サビには「おばけがでるぞ」「うらめしや」というフレーズも使用されるなど、原作の童話「おばけずかん」のテーマでもある「こわいけど、おもしろい!」と重なるような歌詞で「人間とおばけ」という、それぞれ決して交わるはずのない世界線を簡単に超えてしまうような“歌って踊れる”楽曲に仕上がっている。

さらに今回は、本作でおばけの声を担当している釘宮理恵(図鑑坊 役)、下野紘(一反木綿 役)、杉田智和(山彦役)もサビにコーラスとして参加。声優陣の声も加わり、本作でしかありえない豪華な組み合わせにも注目だ。

さらに主題歌「異世界混合大舞踏会(feat. おばけ)」が聴ける主題歌予告も解禁。どんな願いも叶えてくれる一冊の本『ゴーストブック』を開いてしまったことで、おばけたちのいる世界に迷い込んでしまった子供たち。今回解禁となった予告映像には、カレーをおいしそうに食べる可愛らしい図鑑坊の姿をはじめ、くるくると高速回転をして追いかけてくる山彦から逃げる一樹(城)たちや、ペンキの入った水鉄砲を撃って一反木綿と戦う湊(吉村)と瑤子先生(新垣)、体中に付いた目を飛ばして攻撃をしている百目、子供たちをぶら下げて空を歩く雲梯(うんてい)など、子供たちが出会うおばけと奮闘する様子が描かれている。

そんな子供たちの様子と共に、星野源が歌う「おばけがでるぞ」「おばけはいるぞ」という主題歌のリズムが重なり、まるでおばけが子供たちとの交流を楽しんでいるかのような心が弾む映像となっている。

星野源コメント

彼岸と此岸がんの境がなくなり、あの世とこの世が入り乱れ、異なる世界が混ざり合って、人間と人間以外が一緒に踊れるような楽曲を作ろうと思いました。
制作中、いくつかの楽しい心霊現象に見舞われたので、来ていたおばけたちについでにコーラスを入れてもらいました。
遊びと祈りを込め、踊ってしまう呪いをかけたこの楽曲が、劇場の中で主人公たちと一緒に異世界を冒険する皆さんのお守りになれば幸いです。

山崎貴(監督・脚本・VFX・ストーリー原案・キャラクターデザイン)コメント

ふと気づくとサビが頭の中で鳴っていて、おばけのように取り憑かれてしまいました(笑)。
今回の映画の不思議な世界にヒュッと連れて行ってくれるチケットのような曲を作ってもらえたと思っています。
そのパワーは優しそうでありながら計り知れなくて、まさに星野さんそのもののような存在感を発揮しながら、
沢山の観客の皆さんを巻き込んでくれそうです。
「その曲を聴いてはいけない。聴いたら最後…」

山田兼司(企画・プロデュース)コメント

コロナ禍が広がった2020年に、「どんな過酷な試練も、子供たちだったら乗り越えていける。」
そんな思いが、準備中の本作に自然と宿されました。
同時に、子供たちが冒険するおばけの世界観を現代的に表現し、幅広い世代に楽しんでもらう。
そのための主題歌が必要だと考えていました。
その時、真っ先にお願いした理想のアーティストが星野源さんです。
星野さんにしか生み出せない、子供と大人の境界を超えて支持される、ポップで深い歌詞と楽曲で、
ゴーストブックの世界におきる化学反応を期待したのです。
そして今、一度聴いたら心に残る最高のゴーストソングが誕生しました。
ぜひ映画とともに楽しんでいただければと思います。

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