DISH//、「再青」プロジェクト第2弾「愛の導火線」&「birds」リテイクバージョンを配信

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DISH//

DISH//が、バンド結成10周年を記念したリテイクプロジェクト「再青(よみ:さいせい)」の第2弾として、2月1日に「birds(in 2022)」「愛の導火線(in 2022)」を配信リリースした。

「再青」プロジェクトとは結成10周年を記念した企画であり、この10年間で生み出してきた楽曲の数々を”現在”の彼らの演奏と声でリテイクする、まさに“過去”と“未来”を繋げるプロジェクト。毎月1日に2曲ずつリテイク楽曲が配信されており、1曲は事前発表、もう1曲は配信日当日までシークレットとなっている。

第1弾では、メジャーデビュー曲「I Can Hear(in 2022)」「猫(in 2022)」の2曲が配信され、オリジナルバージョンから大きく進化した演奏と歌声が話題となっている。

今回の第2弾では、既に発表されているファンの中で絶大な人気を誇る「birds」のリテイクバージョンとして、「birds(in 2022)」(よみ:バーズ イン ニセンニジュウニ)、そしてライブ定番曲の「愛の導火線(in 2022)」が当日サプライズ配信となった。

「birds(in 2022)」は配信が発表されたタイミングでTwitterトレンド入りを果たし、YouTubeにアップされているライブ映像は100万回再生を突破するなど、歓喜の声が多く寄せられていた。「愛の導火線(in 2022)」は、オリジナルバージョンが2016年にリリースされてから未だにライブのキラーチューンでもある人気の楽曲。今回のリテイクバージョンでは、更に進化したバンドサウンドを聴くことができる。

そして、このプロジェクトでは、毎回配信ジャケットのビジュアルを話題のクリエイターとコラボしている。キーカラーの“青”と、楽曲に再び血を通わせるという意味の“赤”を基調として、それぞれ楽曲の世界観に合うビジュアルへと作り込まれている。

「birds(in 2022)」では、フォトグラファー・増田彩来とコラボ。歌詞から真っ直ぐに感じ取ったという、“二人の一番温かい時間”が切り取られている。「愛の導火線(in 2022)」は、コラージュアーティスト・五反田和樹により制作。暴発する激しい衝動や没頭をテーマに、様々なモチーフを用いて楽曲の世界観を直接的、且つ暗喩的に表現している。

「birds(in 2022)」Comment

橘柊生(DJ/Key)

昔から未だにライブのセトリを決める時に名前があがる楽曲。弾いている時や歌っている時に思わず力んでしまうほどこの曲のエネルギーは凄いなといつも思います。是非全ての楽器に注目して聴いて欲しいです。

「birds(in 2022)」Creator’s Comment

増田彩来

この曲を聴いた時に、「birds」という楽曲の世界にいる二人は、どんな二人なのか、どんな場所に行って、どんなことをしていたのか、沢山の想像が浮かびました。
様々なことを乗り越えた先で、二人は一緒にいて、互いに“あなた”が隣にいる時間を愛おしく感じているのだと思いました。
この先も前を向いて、行くあてもない鳥のように、未来へと羽ばたいてく、そんな二人がいる未来の世界を想って、真っ直ぐに二人の一番温かい時間を残しました。
この楽曲と共に、この写真も、どこか私の手の届かない多くの方々のところまで飛びたってくれることを願っています。

「愛の導火線(in 2022)」Comment

泉大智(Dr)

DISH//のライブでのキラーチューンですな。
ライブで育てまくったこの曲を音源で是非聴いていただきたいです。熱量が半端ねえす。

「愛の導火線(in 2022)」Creator’s Comment

五反田和樹

相手に夢中なとき、多くの言葉でも言い尽くせないような、シンプルだけど複雑で情報量の多い感情があります。「愛の導火線」は、そのような言葉や行動を抑えようとしても止められない、夢中な様子を表現した楽曲と捉え、暴発する激しい衝動や没頭をテーマに制作しました。
自分や相手の所作の一瞬、没頭しているときにふと目に焼き付いて脳裏に残ってしまうような部屋の片隅や壁、皮膚や衣服の断片などを要素として使用しています。
細かく見ていくと、例えば液体は溢れ出す思いとして、ピストルを持つ手は暴発とするなど、直接的でもあれば暗喩とも捉えられるモチーフもあります。
また、楽曲が持つスピード感や気持ちのピークの状態がなるべくダイレクトに伝わるようにも配慮しました。感情や記憶、現実の混ざりによって自分と相手の境界がより曖昧になり、融合して導火線に火が点くというイメージも意識しています。
見るときの気分や状況によってフォーカスする視点や印象が少し変わりつつも、没頭の状態だけは強度があるような作品として、楽曲と一緒に見てもらえると嬉しいです。

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