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渡辺貞夫が音楽活動70周年、サントリーホールにて行われたアニヴァーサリー・ライヴ盤をリリース

アーティスト

渡辺貞夫

1951年からプロとしてのキャリアをスタートさせ、今年音楽活動70周年をむかえる、日本が世界に誇るサックス・プレイヤー渡辺貞夫。70周年をむかえた今年も音楽家としての創作意欲は尽きることはなく、積極的に演奏活動を続ける。そんなアニヴァーサリー・イヤーとなる今年6月に東京・サントリーホールにて行われたライヴ「渡辺貞夫 70周年記念コンサート JAZZ & BOSSA with STRINGS」の模様を収録したライヴ・アルバムが本日発売となった。

ジャズ・スタンダードからブラジリアン・テイストなオリジナル曲まで、流麗なストリングス・アンサンブルと共に奏でたアニヴァーサリー・コンサートとなった本公演は、2部構成/2時間にわたって演奏され、渡辺貞夫カルテットに、16人編成のストリングス・アンサンブルを加えた、ジャズ曲を中心とした第一部、ギターを加えたブラジリアン・テイストなレパートリーを披露した第二部で構成されたステージとなった。本ライヴ盤は、その2日間のステージの中から厳選されたベスト・テイク全14曲が収録されている。

またステージでは、日本有数の美しい響きのホールにて、“サックスの生の音を観客に楽しんで頂く“ため、サックス用PAマイクを使用することなく演奏された。

12月4日からは渡辺が敬愛するビッグ・バンドの創始者であり、作曲家、ピアニスト=デューク・エリントンのナンバーをビッグ・バンドで演奏する「Salute to Duke Ellington / Sadao Watanabe Orchestra」もスタートする

また、NHKで放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の劇中を彩るサウンド・トラックに参加。メインテーマ、二代目ヒロイン・るいのテーマなどを演奏している。

渡辺貞夫 コメント

音楽活動70年といっても特に実感はなくて、よくここまでこられたなという気持ちです。
ジャズが好き、演奏がしたい、その一心で、ただただ無我夢中でした。
世界中を旅する機会に恵まれて、色鮮やかな街を歩き、魅力的なリズムに胸を躍らせ、
あたたかな人々とふれあうのは最高の喜びでした。

今こうして元気に生かされていること、
大好きな演奏ができることに感謝して精進し続けます。

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