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音楽ドキュメンタリー映画『音響ハウス Melody-Go-Round』をBD化、本編に主題歌MV2タイプをパッキング

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映画『音響ハウス Melody-Go-Round』

映画『音響ハウス Melody-Go-Round』が12月22日にBlu-rayとして発売されることが決定した。

映画『音響ハウス Melody-Go-Round』は、1974年の創業から錚々たる顔ぶれのアーティスト達から絶大なる信頼を集めるレコーディングスタジオ・音響ハウスにスポットを当てた音楽ドキュメンタリー。その映画本編にミュージックビデオ2タイプをパッキングし、Blu-ray化。また音響ハウス創業時に実際に使用していたLPバッグを復刻し、Sony Music Shopにて数量限定でセット販売する。

老舗の名スタジオ・音響ハウスは1974年12月に東京・銀座で創業し、一昨年45周年を迎えた。その記録映像の企画から始まったこの映画は、2020年秋に劇場公開され、世代を問わず生粋の音楽好きたちや業界内外の人々に大好評を博した。

本作で音響ハウスとの出会いや思い入れ、楽曲の誕生秘話を語るのは、YMO時代からこのスタジオで試行錯誤を繰り返してきた坂本龍一をはじめ、松任谷由実、松任谷正隆、佐野元春、綾戸智恵、矢野顕子、鈴木慶一、デイヴィッド・リー・ロス(ヴァン・ヘイレン)ら、誰もが知る著名・多彩なアーティストたち。さらに当時のプロデューサーやエンジニアにもカメラが向けられ、1970年から1980年代にかけて勃興した音楽ジャンル「CITY-POP」がどのように形作られたのかにも迫る。なかでも、制作秘話とともに紹介される忌野清志郎と坂本龍一がコラボした「い・け・な・いルージュマジック」については垂涎の内容となっている。

またこの映画は、音響ハウスの歴史と日本の音楽史に与えた影響を俯瞰するだけでは終わらない。ギタリストの佐橋佳幸とレコーディングエンジニアの飯尾芳史が発起人となり、大貫妙子、葉加瀬太郎、井上鑑、高橋幸宏らゆかりのミュージシャンによるコラボ新曲「Melody-Go-Round」のレコーディングにも密着。撮影当時若干13歳の期待の女性シンガー・HANAが楽曲に歌声を吹き込んだとき、45年の歴史を持つスタジオだからこそのマジックと奇跡が起こるその瞬間を、実際に収めている。

日本トップクラスの音のプロフェッショナル達が織りなしていくスタジオでの実作業、通常は垣間見ることのできない貴重な時間。録音・サウンド好きや、これから音楽業界を志す人達にも必見の作品だ。

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