SKE48高柳明音、卒業公演を開催「最後のこの瞬間に後悔はない」

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SKE48高柳明音卒業公演「ラムネの飲み方」

名古屋・栄を拠点に活動を続けるSKE48の高柳明音が、4月27日、SKE48劇場で卒業公演となる「ラムネの飲み方」公演を行った。

昨年3月に卒業コンサート、そして卒業公演を行う予定だったが、新型コロナウィルスの影響により延期を余儀なくされ、卒業コンサートが愛知・日本ガイシホールで4月10日に開催。そして、4月26日・27日の2日間で卒業公演の開催に至った。

2日目になる「ラムネの飲み方」公演には、江籠裕奈、大場美奈、北野瑠華、日高優月、古畑奈和、斉藤真木子、須田亜香里、そして高柳明音の8人が出演。

この「ラムネの飲み方」公演は、AKB48 22ndシングル 選抜総選挙(第3回選抜総選挙)で23位となった高柳明音が、開票イベントの際に秋元康総合プロデューサーに壇上で直訴したことで実現したオリジナル公演であり、高柳にとってはより思い入れのある公演。

公演の最後の挨拶で、高柳明音は

SKE48に入って12年の間に本当にいろんな事がありました。自分が好きなアイドルになって幸せっていう気持ちと自分がなりたかったアイドル像にうまく手の届かない自分のもどかしさと、応援してくださってるファンの皆さんを幸せにしたいという思いが伝わるときと、うまく言葉にしてつたえられないとき、本当にいろんな事がありました。
自分の中でぶれちゃいけない、軸じゃなきゃいけないというものがありました。アイドルとファンは幸せでなければいけない、というのが自分の中でのモットーでした。
私はSKE48に入ってセンターになりたいって言えなかったんですね。初期からセンターに立っていた、Wセンターのあの二人を見てるからこそ、簡単には言えなくて、センターになりたいって一回くらい言えばよかったって、でもきっと時間が巻き戻っても私は言わないと思います。
自信がないとかじゃなくて、最後この瞬間に後悔がないからです。
私がSKE48に入って、一番大切なんだなって思ったのは、自分を好きなことを続けることです。途中でポジションが下がって、私は必要ないのかなって辞めようかなって思ったあのときに辞めなくて良かった。悔しいっていう気持ちのまま辞めていたら後悔していました。
みんなが支えてくれたから続けてこれたし、こうやって全部がいい思い出で、辛かったことも悔しかったことも自分の力になってて、みんなにとっても思い出したくない悔しい思いでもあると思うけど、それもいい思い出になりました。
自分が自分であるために必要な12年だったと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。大好きなアイドルになってSKE48に入って幸せだったし、SKE48以上の青春はもうないです
一生忘れられない、忘れられない、誇れる日々でした。
SKE48に入って出会えた皆さん、メンバー、曲、たくさんの楽曲を歌わせていただいたことが本当に幸せでした。
自分がもっともっと頑張って皆さんにもっと幸せになってもらうために高柳明音として上を目指して頑張っていきたいと思いますのでこれからも応援してもらえると嬉しいです。
名古屋で活躍できる女優さんになって、いつか、名古屋と言ったら高柳明音だよねといってもらえるようにがんばります。ありがとうございました。

と、時には涙を見せながらも力強く決意を話し、

あ、みんな、そうだ、これ最後に言いたいと思ってたの」と切り出し、「みんな幸せになってください。どんな形でもいいから。私は自分を応援してくれたみんなとSKE48を応援してくれてるみんなが幸せだったら私も幸せです。これからもみんなが笑っていられることを私は心から望んでます。ありがとうございました。大好き!

と話し公演を締めくくった。

セットリスト

overture
1 兆し
2 校庭の仔犬
3 ディスコ保健室
4 お待たせSet list
5 クロス
6 今 君といられること
7 ウイニングボール
8 握手の愛

~ENCOLE~
9 ボウリング願望
10 16色の夢クレヨン
11 ラムネの飲み方

~W ENCOLE~
12 シングルメドレー
13 友達のままで
14 青春の宝石
15 DADAマシンガン

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