イケシブ(IKEBE SHIBUYA)アートウォールに「夜に駆ける」MVも手がけた藍にいなのイラスト作品が登場「音楽は、心の弱くなった自分の手をつないで温めてくれる(藍にいな)」

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池部楽器店は、3月13日の「イケシブ(IKEBE SHIBUYA)」オープンにともない、次世代クリエイター応援活動「イケシブアートウォール」もスタートする。これはイケシブ屋外の格子外構の一部スペース(1.5×8m)に次世代のクリエイターの作品を一定期間掲出する取り組みで、初回はYOASOBI「夜に駆ける」ミュージックビデオも手がけた話題のアーティスト 藍にいなによるイラスト作品「net」を掲出する。

掲出期間は3月13日からの約3ヶ月間。藍にいなさんの「音楽」への思いを描いた「net」をぜひ現地でご覧ください。

藍にいな「net」に込めた思い

私が音楽に対して抱いているのは「友人」「もう一人の自分」という感覚です。罠にとらえられたように沈んで動かなくなった心を救い出してくれる。塞ぎ込んだ時に希望のもとへと連れ出してくれる。温かく大事な瞬間を思い出させてくれる。音楽は心の弱くなった自分の手をつないで温めてくれるような存在です。そんな感覚を元に描いたのがこの絵です。塞ぎ込んだ女性と、彼女に手を差し出して見守る女性。二人のまわりに伸びる糸のような髪の毛は、このキャンバスの外にも人や世界が存在し、それらがつながっていることも示しています。この絵を音楽に例えるなら、ホールに静かに響き渡るピアノの音のようなイメージです。

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