H ZETT M、“ピアノ独演会”豊田の陣が盛況のうち終幕 新たに4/24高知にて開催決定

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撮影:WAStaff

青鼻のピアニストH ZETT M(エイチ・ゼット・エム)のソロ・コンサート「ピアノ独演会」が昨日1月31日愛知・豊田市コンサートホールにて約半数のキャパシティ制限のなか有観客で行われ、大盛況のうちに幕を閉じた。また、新たに4月24日高知・高知県立県民文化ホール・オレンジホールでの独演会が発表された。

愛知・豊田市にある北ドイツのバロック様式を基に制作された巨大パイプオルガンのあるコンサートホールにて行われた独演会。昨年延期となった公演の振替公演で、入場数を制限し、グッズ販売も控え、途中に換気時間を設けるなどコロナ対策を十分に講じた公演となったが、H ZETT Mの1曲1曲が終わるごとに割れんばかりの拍手が沸き起こった。オリジナル曲はもちろんのこと「森のくまさん」や「さそり座の女」などのカバー、そして1曲目にはクラシックホールだからかハイドンの「ソナタ第35番ハ長調1楽章」、アンコールにはJAZZのスタンダード「チュニジアの夜」を演奏するなど多彩なプレイを披露した。

拍手が大きかったのは声援を控えているという事もあるが、配信ライブなどの機会が増えているなか、ピアノの「生音」がクラシックコンサートホールに響き渡り、繊細なピアノタッチから超絶技巧、そして奇想天外なアクション、生ピアノだけでなくショルダーキーボードやエフェクトを駆使したり、まさに一挙手一投足から目が離せない彼独自の世界観を肌で感じられたからであろう。

コロナでまだまだ大変な時期は続くが、ひとときの心潤す音楽を静かに会場に聴きに行くのも良いだろう。4月24日には新たに高知県にて独演会が決定した。2月10日より発売となるチケットは数が限られているので早めにチェックしておこう。1日も早くこの状況が良くなることを願い、H ZETT Mの独演会を心待ちにしたい。

なお各地、ガイドラインに沿っての実施となるので、詳細は随時オフィシャル・サイトを確認しよう。

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