H ZETT M 7年ぶりとなる九州独演会 無事終了、観客を入れてのピアノコンサートが実現

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Photo by Yuta Ito

青鼻のピアニスト・H ZETT Mが、ピアノ1台と身体1つのみで行う「ピアノ独演会」が8月29日に福岡県北九州市立の響ホールにて開催され、独特なユーモアとセンスで、コロナで暗いどんよりした空気を吹き飛ばした。5月にオンラインでのコンサートはしたものの観客を入れてのライブは約6ヶ月ぶり、しかも九州地区では7年ぶりとなった。

全国各地で好評を博す「独演会」だが、今年2月に神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールで開催されて以降、5月10日の東京公演、7月11日の愛知公演は相次いで中止となっていたが、やっと生で見れる彼の姿に待ちわびたファンから大きな拍手が巻き起こった。途中に休憩を挟み、前半の黒い衣装からうって変わり今度は全身ブルーなフォーマル衣装にチェンジして再び登場。演奏に、演出に、旋律の美しさにずっと魅せられて、あっという間の約2時間、2部構成で行われアンコールのラストナンバーは敢えてなのか「はじまる」で締めくくった。

またガイドラインに沿っての公演は、ロビーでの物販もなかった為、この日のために用意されていた新作グッズを公式オンラインショップにて販売されているので要チェックだ。

なお、次回は9月5日 神奈川・逗子文化プラザホールと11月1日 千葉・スターツおおたかの森ホールの2公演が決まっている。

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