YMO、結成40周年記念「TECHNODON」再発売に向けてTeddyLoid、tofubeats、ハマ・オカモトからのコメント公開

アーティスト

1993年にYMO再生として4月22日にリリースされた8枚目のオリジナル・アルバム「TECHNODON」。2020年最新リマスタリングによる初SHM-CD化&SACD*ハイブリッド化、さらにアナログ盤とライヴ映像の初ブルーレイ+SACDハイブリッド・ライヴ盤、リミックス盤もすべて紙ジャケット仕様にて発売された。

この「TECHNODON」の再発売を機に、YMOファンのTeddyLoid(Music Producer / DJ Artist)・tofubeats(音楽プロデューサー/DJ)・ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)の各氏からコメントが寄せられた。

コメント内容(50音順)

TeddyLoid(Music Producer / DJ Artist)

この度は「TECHNODON [Remastered 2020]」のリリース、おめでとうございます。
およそ9年前、僕が「galaxias!」という音楽ユニットで柴咲コウさん、DECO*27さんと活動していた際に、高橋幸宏さんにライブを観て頂く機会がありました。
その時高橋さんから「君はどことなく雰囲気が坂本に似てるね。」と言っていただいた事に、当時身震いした事を鮮明に覚えています。
コンピューター・ミュージックの先駆者達であるYMOの中でも、特に坂本龍一さんは同じ日本人として最も尊敬する音楽家の一人です。
2020年代のサウンドシステムでも鳴り続ける、イエローマジックオーケストラ。
リマスターによって新たに生まれ変わった楽曲、僕もDJでプレイさせて頂きたいです。
彼らの「黄色魔術」はいつまでも僕等の心を掴み離してはくれないのだから。

tofubeats(音楽プロデューサー/DJ)

「TECHNODON」の時ですら3歳の自分は完全にYMOに関しては後追いで、再結成後のこのアルバムはアルバムの中では比較的頻繁に聞く盤ではなかったのですが、今回砂原さんの見事なリマスターでしっかりと向き合ってみて改めてその魅力を感じることができました。むしろDJとしてはこのアルバムこそもっとプレイするべきだったのでは…と反省しております。2020年の今聞いても全く色あせないモダンさ、素晴らしいです。90sバイブスあふれる同発のリミックス盤もお気に入りです。

ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)

YMOがYMOを体現し尽くしたあとに鳴らした、この達観された音。
今もなお、こうも格好良く鳴り響くと、やはり3人の音に寿命はないのだな、と痛感させられました。

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