ヨルシカ、映画『泣きたい私は猫をかぶる』主題歌に続き最新曲「夜行」が挿入歌に

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ヨルシカが、映画『泣きたい私は猫をかぶる』主題歌に続き最新曲「夜行」が挿入歌に決定した。

これまでに顔出しを一切していないにも関わらずミュージック・ビデオ総再生回数が2.9億回を突破するという、驚異の人気を誇るアーティスト・ヨルシカ。映画『泣きたい私は猫をかぶる』では書き下ろし楽曲「花に亡霊」で主題歌を担当し、彼らにとって初の映画主題歌抜擢となったこともあり、大きな話題になった。

そして主題歌「花に亡霊」に続き、3月4日にリリースされた楽曲「夜行」が、本作の挿入歌であることが明きらかになった。すでにネット上では、ファンによる歌唱や弾き語り動画が多数アップされるなど、人気楽曲として注目されている「夜行」。実は、本作のW監督である佐藤順一監督と柴山智隆監督が、ヨルシカのメンバーn-buna(ナブナ)とsuis(スイ)と、映画の世界観について直接語り合い、イメージを共有したうえで生み出された楽曲。すでに解禁されている「夜行」のミュージックビデオは、映画の制作を行ったスタジオコロリドが担当し、時折あらわれる街の景色が本作の舞台である愛知県常滑市をモチーフにしていることから、早くもSNSを中心に“泣き猫”との関係性が取り沙汰されていた。

佐藤監督は、楽曲について「日之出が主人公・ムゲの本当の気持ちを知った場面なので、普通はかなりしっとりした曲になるところですが、ヨルシカさんの曲ならば、ややリズムのあるちょっと切ない系の曲もよいのではと試していただくことに。曲をはじめて聞いたとき、言葉が意味を超えて心の風景を描くように紡がれたヨルシカさんらしい楽曲が出来たと感じて嬉しかったです。ムゲや日之出の感情と組み合わさることで更なる広がりがイメージできました。」と、渾身のシーンが仕上がったと自信を覗かせている。

さらに、柴山監督は、「音響監督でもある佐藤監督からは、『作品に寄り添い過ぎなくても大丈夫』というようなお話があったと記憶しています。『夜行』が届いて、はじめて映像に合わせて曲を聴いたときにはイメージがふわっと拡がっていくような感覚があって驚きました。日之出の心情を大切にしていただきつつも、次々と浮かんでくる情景が心地よくて、その日から毎日のように聴いています。」と、挿入歌が映画の世界観を拡げたことを語った。

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