ZARD、30周年記念企画で初の全篇フルオーケストラ公演を開催

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2021年2月10日のデビュー30周年に向けてスタートしたZARD 30周年YEAR。その記念企画として開催が発表されていたZARD初の全篇フルオーケストラ公演・シンフォニックコンサートの詳細が明らかになった。

billboard classics「ZARD 30th anniversary premium symphonic concert 〜永遠〜」の日程は、5月2日・5月3日東京文化会館 大ホール、6月13日兵庫・立芸術文化センター 大ホールとなっている。

ZARDは1999年に船上ライブ、2004年に全国ツアーを行い、坂井泉水が逝去した2007年以降は、坂井泉水のボーカルと映像がバンドの生演奏とシンクロしたライブ“What a beautiful memory”が開催されてきた。しかし、全篇フルオーケストラとの共演は今回が初めてとなる。

2004年のツアーでは、大ヒットシングル「永遠」のオーケストラバージョンがオープニングSEとして使用されて好評を博し、昨年の名探偵コナン・コンサートでは名探偵コナンのテーマ曲となった3曲が坂井泉水のボーカルとオーケストラのコラボにより披露され、会場を感動で包み込むなど、ZARD・永遠のスタンダード・ナンバーとシンフォニック・サウンドとの相性の良さは多くの人が知るところ。今回の全篇フルオーケストラ公演は、まさに待望の開催と言える。

本公演には、「少女の頃に戻ったみたいに」「かけがえのないもの」といった数多くのZARDのヒットシングルのほか、坂井泉水の未公開詞によるZARDのトリビュートバンド・SARD UNDERGROUNDの1stシングル「少しづつ 少しづつ」(読売テレビ・日本テレビ系全国ネット土曜18:00放送「名探偵コナン」エンディングテーマとして放送中)の作曲を手掛けた大野愛果がゲスト(ピアノ)として出演することも決定している。

坂井泉水のボーカルと映像、オーケストラの音色が生み出す、優しくてせつない、そしてあたたかく満ち足りた空間。ここにしかない、至極の時間を過ごすことができるに違いない。

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