ウルフルズ 対バンツアー、氣志團と「ガッツだぜ!!」をサプライズ披露

アーティスト

2月21日、大阪・Zepp Osaka Baysideを皮切りに対バンツアー“ウルフルズ ツアー2019 ~対バンさんいらっしゃい!”をスタートしたウルフルズが、3日目となる2月26日、東京・Zepp Tokyo公演を氣志團を迎えて開催した。

ウルフルズと氣志團が同じステージで競演を果たすのは今回が初となる。観客の期待がそのまま示された形で、当日のチケットはソールドアウト。満員御礼の会場内は18時のオープン時間から既に異様な熱気に包まれていた。

今夜対バン相手として出演を果たした氣志團が凄まじいライブを繰り広げた後、ホスト役のウルフルズが登場。対バンツアー3日目となったこの日のライブでは、氣志團の演奏によってヒートアップしたオーディエンスを更に加熱させる形で圧巻のライブを繰り広げた。

ライブ序盤で披露した「リズムをとめるな」は2月20日に配信リリースされたばかりの最新シングル曲。今回のツアーから披露している楽曲にも関わらず、ファンには既にこの楽曲を熟知しているかのような盛り上がりを見せていた。

演奏後、トータス松本は「うわぁ、力入る!氣志團め!ちきしょう!!」と先に出演し会場を大いに盛り上げた氣志團へのライバル心むき出しのMCを披露。今回が現在の3人体制になって初めてのツアーということで、新旧織り交ぜた選曲で緩急を付けながら客席を沸かし続けたウルフルズ。スリーピースになったことへのマイナス感など微塵も感じさせないパワフルな演奏で、観客のヴォルテージは終始上がり続けた状態の中、本編は終了。

名残惜しさ全開の客席を尻目に一旦ステージ脇へとはけるメンバー3人。それから10分は経過しただろうか、アンコールの声援は鳴り止まずに続いていた中、ようやくステージの照明が明るくなると、ウルフルズと氣志團が全員お揃いで今回のツアーTシャツを着てステージ上へ再登場。
 

ウルフルズ 対バンツアー 氣志團

ただ、氣志團の早乙女 光のみウルフルズのMV「ガッツだぜ!!」の殿コスチュームを着て登場。そのコスチュームを見ながら「(かつらの)先っちょは毛糸で出来てるんやね?手作りやね。」といじるトータス松本。客席の熱も上がり続けているその流れで「ガッツだぜ!!」を氣志團と共にセッション。セッション終了後、ウルフルズと氣志團のメンバー計8名は手を繋ぎ合って、ステージいっぱいに広がり、客席へ向けてお辞儀をすると、客席からは割れんばかりの拍手喝采が巻き起こった。

Photo by 渡邉一生、石崎祥子

関連タグ

オススメ