加山雄三、基金の設立とコンサートツアー再開&4月に若大将フェスの開催を発表

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加山雄三が「海 その愛基金 海洋環境クリーンプロジェクト」と題した基金の設立とコンサートツアー再開と若大将フェス開催を発表した。

昨年4月に愛艇「光進丸」が火災のため焼失した加山はこのことの意味と自身の役割を考え、80歳を超えても現役で歌えることに対する感謝、そして自身の歌が人のためになるよう、歌い続けることを決心し2015年の夏にファイナルとしたコンサートツアーの再開と毎年恒例の若大将フェスの開催を発表した。

また同時に海をこよなく愛する加山が以前より考えていた海洋環境の汚染と若者の「海ばなれ」を危惧し公益財団法人日本セーリング連盟と共に「海 その愛基金 海洋環境クリーンプロジェクト」と題した基金を設立し、全国ツアーでさらに基金の拡大と4月開催される若大将フェスと全国ツアーの収益の一部も基金に寄付される。

「若大将FESTIVAL2019〜君にありがとう」は、4月10日、11日に東京国際フォーラムホールAで開催される。4月10日に加山雄三、五木ひろし、和田アキ子、横山剣(クレイジーケンバンド)、4月11日に加山雄三、さだまさし、森山良子、THE G.S with高見沢俊彦(THE ALFEE)出演者が出演する。

加山雄三コメント
かねてより、私は、海洋環境の深刻な汚染に心を痛めておりました。

海を愛し、海の恩恵を享受した自分の体験から、今、自分がすべきこととして、次代を担う子供たちや若者たちと共に、海の再生に関わる活動を始めたいと思うに至りました。

そして、その想いを皆様にお伝えし、また多くの皆様のご賛同を頂いて基金を拡大するために、全国ツアーを再開することにいたしました。

ここに、私の想いをお伝えし、皆さまのご理解とご支援をお願いする次第です。

公益財団法人 日本セーリング連盟 会長 河野氏コメント
日本は周囲を海に囲まれた海洋国です。海によって日本の歴史、文化、伝統が育まれてきました。しかし、昨今、日本の若者の「海ばなれ」が進み始めてきました。

また、海は地球環境を守る大事な存在でもあります。しかし、地球規模で海の環境汚染、海の生物の危機が進み始めています。

そこで、加山雄三さんの御発意に日本セーリング連盟が協力させていただいて、次代の日本を担う子供たちを海に誘い、一緒に海について学び、海に遊び、海を再生するプロジェクトを行うことになりました。

皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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