CIVILIAN、まねきケチャ、中田裕二、majikoとのコラボレーションEPをリリース

アーティスト

CIVILIAN

CIVILIAN(ex. Lyu:Lyu)が、3組のアーティストを迎えた初のコラボレーションEP「邂逅ノ午前零時」(カイコウノゴゼンレイジ)をリリースすることが決定した。

リード曲は、「CIVILIANのいまの風景からは想像がつかないアーティストと「関係値が前提でない」コラボレーションしたい」と考えていたコヤマに、バンド仲間の三浦隆一(空想委員会)が、デビュー3年で日本武道館ライブを敢行直前だった5人組アイドルグループ「まねきケチャ」を勧めたことがきっかけとなっている。

これまでは「アイドル」とは縁がなかったコヤマだが、「全く接点がないからこそ、先入観を持たずにコラボができる」と想像が膨らみ、9月24日に開催された初の東京・武道館公演にして、藤川千愛の卒業公演を訪問。

デビュー3年で660回のライブを行い、武道館まで駆け上がった彼女たちの意志の強さ、ひたむきさ、儚さを体感し、ライブ後に直接コラボを打診。新メンバーを加え、新体制で再スタートを切るまねきケチャも快諾し、異色のコラボレーションが実現した。

カップリングには、元・椿屋四重奏の中心人物で、現在はソロアーティストとして精力的な活動を展開している中田裕二がプロデュースを手がけるロックバラード、天性の歌声を持つ女性シンガーソングライターのmajiko(マジコ)を迎えたエモーショナルロックなどが収録されている。

中田とは、2018年初夏に東名阪で敢行した自主企画の対バンツアー「INCIDENT619」で共演しており、自身のライブだけではなく、「CIVILIAN四十奏」として中田のバックバンドも務めた。

コヤマにとっては、ソロの弾き語りで椿屋四重奏「紫陽花」のカバーするなど、多大な影響を受けた尊敬すべきアーティストであり、中田にとってはバンドのプロデュースをするのは今回が初。

こちらの楽曲は来年1月18日より各配信サイトにて先行配信されることも発表された。

また、2010年に「歌ってみた」動画を「まじ娘」という名義で投稿し、ネットシーン発の実力派ヴォーカリストとしてメジャーデビューしたmajikoには、11月7日に東京・渋谷WWWで行われたワンマンライブに足を運び、直接オファー。

ニコ動発や改名などCIVILIANとの共通点も多い彼女とは、心の叫びを表出させた熱く激しい歌のバトルが展開されている。

なお、2019年1月からは、コラボEPのタイトルと連動した東名阪ツアー「“Hello,civilians.”2019全国編」を開催。東京公演ではスペシャルゲストとして、まねきケチャの参加も決定している。

まねきケチャ コメント
中川美優
ずっとバンドが好きでよくライブもみにいくので、まさかこういう形でバンドの方と関われるとは思っていなかったです。すごく嬉しいです。いつもとは違うまねきケチャを見せられたらいいなと思います。
宮内凛
まねきケチャ初のバンドさんとのコラボレーションとの事で、ドキドキですがとってもいい歌で私達の新しい一面が出せるのではないのかな…と思いますので是非期待して下さい!
松下玲緒菜
バンドさんとのコラボが初なので、普段のアイドルのライブとはまた違った一面もファンの皆さんに楽しんでいただきたいですし、私たちも思いっきり楽しみたいです!アイドルに興味がない方にも、響く歌を届けられるように頑張ります!宜しくお願いします。
深瀬美桜
今回CIVILIANさんとコラボさせて頂けることが、すごい光栄です。
アイドルとバンドさんでのコラボということでどういう世界観になるのかすごい楽しみでワクワクしています。
篠原葵
CIVILIANさんのような素敵なバンドとのコラボ作品に参加することができ、とても嬉しいです。歌詞や曲調がすごく好きなので、何度も歌いたくなっちゃいます。

中田裕二 コメント
バンドのプロデュースは以前からやりたい仕事のひとつでしたが、やるからにはカッコいいバンドがいいなと思ってたら有難いオファーが!しかもまた美しい名曲ときた!
非常にポテンシャルの高いバンドなのでそこを更に引き出せたらなあと思いプロデュースさせて頂きましたが、これまた素晴らしい出来栄えとなりました。
メンバー3人の個性がしっかりと映えた名曲、こりゃその辺のバンドにゃ真似できないレベルだと思います。ジャッジをしっかりと委ねてくれたメンバーの懐の深さにも感謝。
言葉にすると軽くなってしまいますが、重厚な大人のロックバンドへと変貌しつつあるシビリアンの末恐ろしさをこの名曲で感じてください。

majiko コメント
この度、CIVILIANさんと一緒に音楽を奏でられるということで、個人的にとても感動しております。先日の2マンのアコースティックのライブでも、素晴らしいひと時を過ごす事が出来ました。
歌ってみたの時から、ナノウさんの名前を通してコヤマさんの作る音楽を聴いていました。その時には、ナノウさんの曲を歌ってネットに投稿したりもしていました。わたしの中で彼はレジェンドであって、わたしは、普通にただのファンとして応援していましたが、こういった場を設けてもらうことが出来て、本当に光栄に思っております。
絶対にカッコいいものになっていると思うので、ぜひぜひ、聴いていただけると嬉しいです。

コヤマヒデカズ(CIVILIAN) コメント
一年のうちに何度か、「自分とは何なのだろう」と考えることがあります。生まれてから今日までずっと絶えることなく続いてきた自分という意識、好き・嫌いの傾向、大事なものと不必要なものを分ける基準、自分にとって言われて嬉しい言葉と、自分が言われたら傷付く言葉、自分の中のそれらは一体誰が作ったものなんでしょうか。
雛が親鳥を真似るように、僕等は他人の存在を鏡として、自らの美醜の感覚を培ってきたのではないでしょうか。
いま自分が思っている「自分らしさ」のようなものも、生まれた瞬間から備えていたものではなく、きっと生まれた後に出会った誰かや触れた作品や聴いた音や見た色やその他全てのものから授かったものなのかも知れません。
もしそうなのだとしたら、その「自分らしさ」だって、これから触れる新しいものによって限り無く更新していくことができる筈です。
今回、色々な方々と一緒に音楽をやることにしました。快諾して下さったまねきケチャの皆さん、中田さん、majikoさん、本当にありがとうございます。あなた達がいなかったらこんな曲たちは出来ませんでした。
僕等に無かったものをもたらしてくれて、その結果もともと自分達が持っているものの価値にも改めて気がつくことが出来ました。三者三様、という言葉がとてもよく当てはまるシングルです。多くの方に楽しんでもらえますように。

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