山本彩、ACIDMAN・大木伸夫プロデュースの新曲「TRUE BLUE」が日テレ系女子駅伝・マラソン中継 応援ソングに

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山本彩
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初の全曲作詞作曲を山本彩本人が手掛けたニューアルバムが12月25日に発売されるが、これに収録されるACIDMAN・大木伸夫プロデュースの新曲「TRUE BLUE」が、日本テレビ系の女子陸上中継を盛り上げる応援ソングに決定した。

10月27日に杜の都・仙台で開催される、大学女子の駅伝日本一決定戦「第37回全日本大学女子駅伝」、そして12月8日に開催される2020 東京五輪の女子マラソン日本代表選考レースでもある「第5回さいたま国際マラソン」で繰り広げられる勝負を、音楽で彩ることとなる。

山本彩 オフィシャルインタビュー

――今回、応援ソングを歌うというオファーを聞いていかがでしたか?
「私でいいんですか?」というありがたさと、驚きがありましたが、声を掛けていただけるというのは本当にありがたかったので、音楽で力になりたいなという思いで書かせていただきました。

――今回の楽曲「TRUE BLUE」のタイトルに込めた思いを教えてください。
「TRUE BLUE」は直訳すると「真実の青」ですが、「色褪せることのない青」という意味だと知り決めました。マラソンや駅伝の勝負を決する瞬間は、儚く一瞬のものではありますが、その勝負に懸けている時間や労力、そういった努力はすべて、色あせることのないものであり、時間が経つからと言ってなくなるものではない。必ずその人自身の力になっていくんだっていう思いを込めました。

――作詞、作曲でどんなことを意識しましたか?
普段の自分は、マラソンは得意じゃないんですけど、普段からジムで走ったりはしているので、そういう時を思い出したり、出来上がったデモを聴きながら走ってみたりして楽曲に入り込めるように心がけました。
マラソンや駅伝は前にも後ろにも人がいて、誰かを追われたり追ったりする競技ですが、負けたくない相手が「自分自身」になるときもあるんだろうなと思いました。誰かの背中を追いかけながら走ることや自分の気持ちに負けずに走る場面っていうのをすごく考え、悩んで作ったので、そこに力をもらってもらえたらうれしいなと思います。
歌詞的にもメロディー的にも、立ち止まることやスピードをゆるめることに対し、肯定して背中を押せる、応援する立場にいられたらいいなという思いで作りました。

――この2大会は選手にとって大事な負けられない試合です。山本さん自身は「負けられない」状況で、験かつぎや願掛けをしたりしますか?
あまりしないです。たとえばフェスで、どう受け止めてもらえるかわからない不安な中では、できるだけ「いつも通り」にと心がけています。「これをしよう」と決めすぎていると、もしそれができなかったときに不安が大きくなってしまうので。いつも靴を右から履いているのに左から履いてしまっても、どうも思わないようにしたり、本番前のギリギリまでメイクさんやマネージャーさんなど気の知れた人とたくさんしゃべって、気持ちを落ち着かせています。

――最後に視聴者へ向けてメッセージをお願いします。
この曲はマラソンや駅伝ランナーの皆さんのことを考えながら作った曲ではあるんですけれど、「自分と戦っている」「何かと戦っている」そんな皆さん全てに当てはまる歌なのかなと思います。私も自分自身を鼓舞するためにも生まれた曲になりました。
「TRUE BLUE」をマラソンや駅伝と重ねながら聴いていただけたらうれしいです。また、中継当日は一緒にレースで選手たちの勇姿を見て、一歩踏み出す力や勇気をもらいましょう!

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