モン吉「限界のその先に挑戦する」、ライブハウスツアー東京公演は2時間超えの熱狂ライブに

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モン吉「猿旅2018」

1月21日に愛知・名古屋ell.FITS ALL公演を皮切りスタートした、モン吉ソロデビュー2度目となるライブハウスツアー「猿旅2018」。東名阪で行われる今回のライブハウスツアー2ヶ所目は2月12日、東京・渋谷CLUB QUATTROで行われた。

この日はライブ開始早々、札止め超満員の会場を前に「限界のその先に挑戦する」と宣言したモン吉。その言葉通り圧倒的なライブパフォーマンスを繰り出した。

昨年12月13日に発売された2ndアルバム「モン吉2」収録曲を中心に1stアルバム、またファンモンの楽曲を散りばめたライブは2時間を超えるライブとなったのだが、とにかくパワー溢れるライブと、のほほんとしたモン吉特有のゆるいMCのアンバランスさが、妙に心地の良い笑顔溢れる空間になっていた。

思いあう2人が時空を超えて再び出会う姿を描いた「RINNE」で異空間にトリップし、自身の息子を想って歌った「茜空」と、亡くなった祖母を想って作った「遥か」では、家族愛で会場を温かく包み込んだと思えば、ライブ中盤ではfeat.八王子の愉快な仲間達として、「モン吉1」「モン吉2」の両アルバムにに唯一参加しているマサとナリナリが登場し、「モン吉2」から「夢の足跡」、「モン吉1」から「ハレルヤ」を披露した。

このマサとナリナリなる人物、堂々たるステージパフォーマンスで会場を沸かしていたが、モン吉の地元の友達で歌手経験など全く無いというのだから、モン吉の自由奔放さには改めて度肝を抜かれた思いだ。

さらに、八王子の先輩・LITTLE(KICK THE CAN CREW)とコラボした「八王子〜地元愛の賛歌〜」では、バキバキに韻を踏み込むなど、実に自由自在な楽曲の数々に改めてメロディーメーカー・モン吉の真価を魅せつけられた渋谷の夜は大歓声のなか幕を閉じた。

なお、ライブハウスツアー「猿旅2018」は、3月3日の大阪・十三GAB公演でファイナルを迎える。

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