BiSH、ドキュメンタリー映画『ALL YOU NEED is PUNK and LOVE』レイトショー新記録達成

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12月9日に東京・渋谷HUMAXシネマにて公開された、楽器を持たないパンクバンドBiSH初のドキュメンタリー映画『ALL YOU NEED is PUNK and LOVE』。14日間の公開期間中12日間を満席にする大ヒットを記録し、同館のレイトショー興行収入/動員記録を塗り替えるという偉業を達成した。

これは2008年に渋谷HUMAXシネマと改名してからの新記録であり、遡ること3年前、テアトル新宿レイトショー14日間中11日間を満席にし、同館レイトショー1週目実写作品興行収入 歴代1位(96年以降)を記録した『劇場版 BiSキャノンボール2014』に続いての快挙達成である。

本作の大ヒットを受けて12月23日池袋HUMAXシネマズでの追加上映も決定している。なお、2月封切り予定の『劇場版 アイドルキャノンボール2017』の公開を記念し、「アイドル・イズ・デッド『劇場板 BiSキャノンボール2014」などBiS関連映画を上映するイベントの開催も決定している。

ことの発端は2017年3月下旬、新メンバー募集の目的で5泊6日にわたって行われたWACK合同オーディションにさかのぼる。

最終審査の期間中に、現メンバー同士がお互いの曲を獲り合うという仁義なきルール設定から勃発したBiSHのメイン曲をめぐる戦い「オーケストラ騒動」が勃発、SNS上で大きな話題に。

その真相が特別番組としてスペースシャワーTVで放送されると「女の子の本当の成長を描いた傑作」「アイドルドキュメンタリーとしても出色の完成度」と絶賛する声が多数寄せられ、エリザベス宮地監督の熱意もあり、幕張公演から現在までを追加撮影した上で「ALL YOU NEED is PUNK and LOVE」として劇場公開することが決定した。

公開後、監督自身のセルフドキュメンタリーの体であることへの賛否を含めてファン以外へも波及、ヒットに繋がっている。

2018年2月3日から渋谷HUMAXシネマで先行公開される『劇場版 アイドルキャノンボール2017』。今作はテレクラキャノンボール、 BiSキャノンボールに続くキャノンボールシリーズ最新作で、2017年3月に行われたWACK合宿オーディションを舞台に、前作から引き続き“アイドル相手に内緒でハメ撮りを目指す!”という奇天烈なドキュメンタリーである。

出演者はWACK所属のBiS、BiSH、GANG PARADEから選抜されたプー・ルイ、アイナ・ジ・エンドなど6人の現役アイドルと、カンパニー松尾、バクシーシ山下を中心とするキャノンボールメンバー達。

カメラは、アイドル達の厳しい合宿から始まり、現役アイドル達の曲の奪い合い、当落に涙する候補生達、 白熱のライブ会場、さらには街へと繰り出し、最後は意外な展開が待ち受ける。

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