YMO、40周年記念サイトで世界的名匠バーニー・グランドマンのカッティング風景を公開

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イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の結成40周年記念再発プロジェクト「YMO40」のオフィシャル・サイト上で、世界的名匠エンジニア、バーニー・グランドマンのアナログディスクカッティング風景の動画が公開された。
 

バーニー・グランドマン

バーニー・グランドマンは1966年から米国ロサンゼルスのコンテンポラリー・レコード、1968年からA&Mレコードのマスタリング部門での活躍を通じ、キャロル・キングやマイケル・ジャクソン、スティーリー・ダン等名盤の数々に貢献したマスタリング・エンジニア。

1984年にはハリウッドで自身の名を冠したスタジオ「バーニー・グランドマン・マスタリング」を開業し、グラミー賞ノミネートをはじめ数々の権威ある賞を受賞している。近年はソニーミュージックのアナログ盤専門レーベル「GREAT TRACKS」作品のカッティングも一手に引き受けている。
 

バーニー・グランドマン

動画では11月28日発売予定の「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」から「ビハインド・ザ・マスク」のカッティング作業風景を公開。バーニーがカッティングマシンのツマミを細かく操作し、最後に出来上がったラッカー盤に署名を刻印する映像はスタジオ業界人も必見の貴重なもの。

また、12月10日 19:00よりタワーレコード渋谷店で、「YMO40」再発シリーズ購入者を対象としたトーク&試聴会イベントが開催され、先月発売のコンピレーション「NEUE TANZ」でタッグを組んだテイ・トウワと砂原良徳が出演することが決定した。会場にはハイエンドオーディオ装置が運び込まれて様々なソースの比較試聴が行われる予定で、“YMO究極の聴取体験”を体感する機会になりそうだ。
 

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