ジミ・ヘンドリックス、傑作ライヴ・フィルムを11/20に東京と大阪のZeppにて上映

アーティスト

ジミ・ヘンドリックス

ギターの神様ジミ・ヘンドリックスの名盤「エレクトリック・レディランド」の発売から50周年。彼のライヴ・ドキュメンタリー・フィルム『ジミ・ヘンドリックス』(73年作品)を11月20日に東京と大阪のZeppにて一夜限定で世界初のライヴハウス上映することが決定した。

ジミ・ヘンドリックスがわずか27歳でこの世を去ってから、今月の18日で48周忌を迎える。世界でも類をみないライヴハウスのPAシステムをフル活用した大音量上映で、ギターの神が遂にZeppに降臨する。

ジミ・ヘンドリックスの素晴らしさを理解するには、誰かの語りを聞くより、そのプレイを見るのが一番。本作では、エリック・クラプトン、ミック・ジャガー(ザ・ローリング・ストーンズ)、ピート・タウンゼンド(ザ・フー)、ルー・リードなど、錚々たる面々が登場し、ジミ・ヘンドリックスの思い出を語るのは確かに素晴らしい。

しかし、それよりも、もっと雄弁に語るのがジミ・ヘンドリックスの演奏だ。印象的なギターリフやフレーズ、カッティング奏法や音の作り方まで、全てに彼独特の表情があり、とても個性的であった。また右利き用のギターを左手で弾く独特な演奏スタイルや、歯で弦をこすり、背中や股で弾くパフォーマンス、そして自らの愛器フェンダーストラトに火を放ち破壊する儀式も含め、当時の興奮がよみがえる。

演奏で自身を語るミュージシャンであるジミ・ヘンドリックスを、これほど的確にとらえた映像集はない。モンタレー・ポップ・フェスティバル、ウッドストック・フェスティバル、ワイト島ポップフェスティバル、フィルモア・イースト・コンサートなど、約50年前の『動くジミ・ヘンドリックス』を見ることができる世界的にも貴重な演奏シーンを収録。

監督/製作は、イギリス・アンダーグラウンド界の伝説「UFOクラブ」の運営/主催者であり、音楽プロデューサーでもあったジョー・ボイドが手掛ける。「Purple Haze/紫の煙」「Hey Joe」「Machine Gun」「Rock Me Baby」「The Star-Spangled Banner.星条旗よ永遠なれ」等、ジミ・ヘンドリックスを象徴する代表的なナンバー含む全11曲で、ジミ・ヘンドリックスの啓示を全身で感じよう。

本イベントは、“絶叫OKのライヴ音響による上映”ということで、スタンディング・エリア(立見エリア)では、ライヴさながらにお楽しめる。まさしく日本屈指のライヴハウスZeppの『ダイナミックな音圧』『ライヴ級の大音量』『迫力の大画面』という究極の環境にて、67-70年の神パフォーマンスを追体験。東京・大阪のZeppの巨大スクリーンでジミ・ヘンドリックスの妙技を存分にご堪能できる。

座席数が非常に限られた1夜限りのスペシャルな上映ということで、プレミア必至の上映会となることが予想される。チケット先行受付は、e+(プレオーダー)にて本日9月6日12:00より開始となっている。

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