ファンキー加藤「希望のWooh」MVはほぼワンカット、ステージ上で繰り広げる数々の変化に注目

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ファンキー加藤

9月26日に発売となるファンキー加藤9thシングル「希望のWooh」(キボウノウォー)のミュージックビデオが公開された。

今回、年間50本以上ものミュージックビデオを制作し、数多くの話題作を作り続けている気鋭の映像監督、加藤マニ氏を監督に迎えての撮影。ファンキー加藤×加藤マニというW加藤の協力タッグによる今作は、長回しによる1カット撮影も完成作もファンキー加藤としてこれまでにないテイストのミュージックビデオとなった。

今回のミュージックビデオは、誰も居ない閑散としたホールのステージ上、たった1人で歌い出すファンキー加藤のソロショットから始まる。

曲の進行と共に誰も居なかったステージ上に突如として現れるストリングス奏者、ピアニスト。かと思えば、今度はステージ裏にいた会場スタッフや清掃員がステージ上に現れてダンスをするなど、ホール内が目まぐるしく変化する様子が一台のビデオカメラのみで映し出される。

途中で細かく止められない長回しの1カット撮影の為、本人の動きとカメラワークの他、演奏者などの登場のタイミングなど、緊迫した撮影の終盤には、抽選で選ばれた約200名のファンクラブ会員が観客エキストラとして登場し、見事ミュージックビデオの最後を飾った。

今までのファンキー加藤にないミュージックビデオとなった今作。ファンキー加藤とは初のタッグとなる加藤マニ監督から作品のコンセプトと注目してもらいたいポイントを訊いた。

——「希望のWooh」のミュージックビデオはどのようなコンセプトで撮影されましたが?

加藤マニ監督:コンサートホールを舞台にしながらも、録音された音源に合わせてパフォーマンスするというミュージックビデオ撮影の中で、いかに「ライブ感」を付与するか、をテーマに、途中でカットすることのできない「ミュージカル舞台のような長回し撮影」をコンセプトとしました。

——注目してもらいたいポイントはどこでしょうか?

加藤:NGが出たら(誰も恨みっこなしですが、)最初からやり直しになってしまう長回し撮影の緊張感、というと、ある種の「厳しさ」ばかりがクローズアップされそうですが、それだけではない、リアルタイムにOKが積み重なっていくことで、キャストやエキストラの皆さんと共に高まっていくテンションが、コンサートとまた違うグルーヴを伴った「ライブ感」として感じていただけると、とても嬉しいです。 

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