高橋優、新手法“ネフェクト・アニメーション”を駆使した新作MV「プライド」完成

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高橋優

高橋優が、5月30日にリリースする19thシングル「プライド」のミュージックビデオ(short ver.)が公開された。

今回のMVは、全編に渡って手描きのフルアニメーションと、物質の質感を切り取った実写映像とを融合するという制作手法で作られた“ネフェクト・アニメーション”を駆使した映像作品となった。

プライドを歌う高橋が実写・アニメーションと鮮やかに入れ替わるほか、アニメーションで表現された楽曲のバンドサウンドが高橋の周りで具現化されるなど、楽曲の魅力をフルに引き出している。

今作はこの春、大学院を卒業したばかりの若手監督・中谷奈緒子を、高橋のアートワークをプロデュースするクリエイター・箭内道彦が抜擢。“ネフェクト・アニメーション”と名付けたのも中谷監督である。

箭内道彦(高橋優プロデューサー)コメント
中谷監督は、東京藝術大学美術学部大学院の僕の研究室をこの3月に修了した気鋭の映像作家。この曲を初めて聴いた時、彼女の修了制作作品が浮かんだ。高橋優にとっても、ミュージックビデオというジャンルの歴史にとっても、鮮やかな化学反応を生むはずだと。
そして、4月からの就職を跨いだこのタイミングに、監督がこのMVを作り上げた意味は大きい。制作中、「プライド」は明らかに、不安と希望の隙間で藻掻く彼女自身の背中をリアルに押し続けていた。強く、優しく。

中谷監督 コメント
音楽を聴くと、頭の中に様々な動きや色のイメージが湧いてきます。「プライド」を初めて聴いた時、自分を励ましてくれるような明るく暖かいイメージだけでなく、静かで穏やかな流れも同時に感じました。
自分や周囲に対する不満や不安、やるせなさ、きっと誰の心の中にもある、名前のつけられないモヤモヤした感情。その感情に輪郭を与えてくれるようなこの曲を、映像として具現化できるように心がけて制作しました。

ネフェクト・アニメーションについて
中谷監督自身が、「ネフェクト・アニメーション」と名付けている。ネイチャーエフェクト・アニメーションを略した造語。手描きのフルアニメーションと、物質の質感を切り取った実写映像とを融合するという制作手法で作られたアニメーション。偶発性を利用した表現が可能。
 

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