澤野弘之、中国・上海 メルセデスベンツアリーナで1万人超の観客を魅了

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澤野弘之が9月14日本に中国・上海のメルセデスベンツアリーナにて、ワンマンライブ「SawanoHiroyuki LIVE[nZk] in Shanghai 2019」を開催した。

本公演では Aimer、mizuki(UNIDOTS)、mpi、Gemie、Tielleの5名のゲストボーカルが出演。昨年の12月に引き続き、上海でのワンマンライブは2回目となるが、前回の公演ではチケットが約2時間という異例の速さで完売した。本公演もチケット販売直後に予定枚数が完売した為、急遽追加席を解放するがこちらも完売し、現地ファンの期待の高さが垣間見える。

実際会場を訪れたファンからは「澤野さんが活動初期の頃からずっと応援してきたので、今日の公演をとても楽しみにしていた!」と、熱いメッセージが寄せられた。ライブは大歓声の中、澤野のドラマ劇伴の代表作である「医龍-Team Medical Dragon-」シリーズより、「BL@CK」で幕を開ける。「ギルティクラウン」「進撃の巨人」「機動戦士ガンダムUC」といった話題作の楽曲はもちろん、人気のナンバーを織り交ぜながら進行していく。

現在、UNIDOTSのボーカルとして活動しているmizukiが愁いを帯びた歌声で「aLIEz」をクールに歌い上げると、サビでは観客全体が大合唱。ライブの後半で「StarRingChild」のイントロが流れAimerが登場すると、割れんばかりの歓声が上がり、優しく包みこんでくれる力強い歌声に会場のボルテージは最高潮に達した。

アンコールでは澤野がボーカルを呼び込むと同時に、サプライズでバースデーソングが流れゲストボーカルたちがケーキを持って登場し、ハッピーバースデーの大合唱が起きる。「誕生日おめでとうー!」と日本語での祝いの言葉が飛び交い、先日誕生日を迎えた澤野を1万人超の観客が祝福する、感動的な光景となった。

澤野は照れながらも「ありがとうございます!びっくりしたー!谢谢!」と感謝の言葉を述べ、ラストは3rdアルバム収録の「REMEMBER」で会場を一つにし、約2時間半の公演は大盛況の後に幕を閉じた。

Photo by 西槇太一

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