TRF、デビュー25周年記念日に開催したライブをWOWOWで4/15放送

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TRFがデビュー25周年記念日に開催したプレミアムライブをWOWOWで4月15日に放送する。

1993年2月25日にシングル「GOING 2 DANCE/OPEN YOUR MIND」でデビューしたTRF。ボーカル+DJ+男女ダンサーという新鮮な編成と、自然に踊らされてしまうダンスチューンで、瞬く間にスターダムを駆け上がった。

時代を切り開いてきた寵児たちは、25年の歳月を経てもその輝きを失っていないことを「THANXX!!! 25 Best Hits LIVE & Party」でまざまざと見せつけた。暗転した場内に、歴代のヒットシングルのミュージック・ビデオを網羅したオープニング映像が映し出され、たちまち場内のテンションはマックスに。最初に躍り出たのは、ド派手な出で立ちのDJ KOOだ。ライブのタイトルを高々と宣誓するように読み上げ、記念の宴は始まった。

「PUSH YOUR BACK」に導かれるように、SAM、CHIHARU、ETSUが次々とステージに躍り出ると、オーディエンスはその度に大歓声をあげた。そして、女王のような風格を漂わせてYU-KIが登壇。チュチュを思わせるミニスカートからは、変わらぬ美脚がすらりと伸びており、客席の女性たちから「かわいい!」の声が飛び交った。

2曲目「masquerade」のイントロが鳴るやいなや、会場は大歓声に包まれた。DJブースではDJ KOOがリズムに身を任せながらノリノリでサウンドの指揮をとる。

その上、大ヒットチューン「Overnight Sensation〜時代はあなたに委ねてる〜」でたたみかけてくるのだから、盛り上がらないわけがない。天井で回るミラーボールに反射する光が幻想的な空間を作り出し、さらなる熱狂の宴へと突入していった。

「Unite! The Night!」「Love & Peace Forever」のメドレーで会場のテンションが最高潮に達したかと思った矢先、前半を締めくくったのは、これもTRFを代表するヒット曲「BOY MEETS GIRL」だった。ダンサー1人ひとりがスポットライトを浴びる場面では、それぞれが躍動感たっぷりのダンスを披露し、観客を魅了した。

後半戦は、観客も振り付けで参加できるノリの良いHIP HOPチューン「FUNKY M」からスタート。同じ振りで会場が再び一体化した後は、「iNNOVATiON」のクールなビートに乗ってYU-KIが再降臨した。

バラード「LEGEND OF WIND」から「CRAZY GONNA CRAZY〜EZ DO DANCE」のメドレーと続き、「Where to begin」ではキャノン砲が放たれ、それが怒涛のラストへ疾走する号砲となった。

本編最後の曲として歌い始めたのは2013年のアルバムに収められた「Because of U」だった。「良かった下を向かないで」「みんなが居たから/辿り着けたよ」という言葉は、5人のありのままの思いに違いない。DJ KOOとSAMが男同士で肩を抱き合い笑いあう姿は、これまでの彼らの歴史と絆の深さを感じさせた。

アンコールで披露したこの日最後の曲「WORLD GROOVE」では会場が明るくなり、その場にいた全員が同じ光の中で笑顔に包まれた。25周年のアニバーサリーを飾る、大熱狂のうちに幕を閉じた。

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