元ちとせ 奄美シマ唄を国内外の豪華アーティストがリミックス、第2弾は急逝したLAの異才・Ras Gがリミックス

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2018年11月に発売された、元ちとせ自らの原点である奄美大島の「シマ唄」新録アルバム「元唄(はじめうた)〜奄美シマ唄集〜」が、気鋭のアーティストたちのリミックスで新たな表情を見せる配信リリースが決定。

第1弾では坂本慎太郎(ex-ゆらゆら帝国)が手がけた“朝花節”が話題を呼んだが、今回も意外なアーティストがリミックスを手がけた。LAを拠点としブラックミュージック、ダブ、ジャズなどジャンルの垣根を飛び越えたドープなビートメイカーであるRas G(ラス ジー)が、奄美シマ唄のリミキサーとして選んだ楽曲は「くばぬ葉節」。原曲が持っているスピリチュアルな部分が大きくフィーチャーされた神秘的な音世界が広がるリミックスとなった。

一切のビートは使われておらず、ノイズそして徐々に加わってくる電子音が重なってくるエクスペリメンタルなバックトラックに、元ちとせのスピリチュアルな唄声がミックスされた、地上にいながら宇宙と交信しているかのような錯覚を覚える楽曲になっている。

また、この曲「くばぬ葉節 REMIXED BY Ras G」の配信日前日にRas Gの訃報が伝えられた。まだ若く才能豊かな彼が亡くなってしまったのは非常に残念であるが、彼が残してくれた音楽はこれからも多くのファンの心に響きつづけることだろう。

元ちとせ コメント
音楽を通じて彼と言う素晴らしいアーティストを知ることが出来、リミックス完成を喜んでいた矢先だったので、残念でなりません。心からご冥福をお祈りいたします。

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