クレイジーケンバンド、ニューアルバムからリード曲「Tampopo」MV公開

アーティスト

クレイジーケンバンド「Tampopo」MV

ニューアルバム「PACIFIC」のリリースを8月7日に控えたクレイジーケンバンド。そのアルバムのリード曲「Tampopo」のミュージックビデオが完成し、YouTubeにて公開された。

地元・横浜ベイエリアを中心に撮影された本作は、港街のリアルとファンタジーを行き来する、どこかノスタルジーを感じる作品となっている。

太陽がけだるい午後の横浜産業道路や埠頭のコンテナ群が港ヨコハマの喧騒を写実的に切り取り、クレジットを前後に挿入した映像構成は、まるで一本の映画を見ているような不思議な感覚となるミュージックビデオだ。

実際往年のハリウッド映画のドライヴ・シーンに多く見られた合成手法をこのミュージックビデオでも再現しており、より映画の雰囲気を意識した作品となっている。

「Tampopo」 Music Videoについて横山剣コメント
今回のアルバムテーマは港街。ま、最初からそう決めてたわけではなく、片っ端から楽曲を録音してって、ある程度、揃った時点で、後出しジャンケンみたいな感じでテーマの設定をするんですが、そういう意味では、今回、MVを制作した「Tampopo」はアルバム中、最もシンボリックな楽曲であると思われます。で、アルバムのテーマや楽曲の世界に基づいて、横浜の港湾地区を中心にイタリアの1968年のランチア・フルビア・クーペ*ってクルマで幻と現実の間をドライヴするという設定で制作したのですが、実写ではなく、敢えて往年のハリウッド映画のドライヴ・シーンによくみられるような合成映像で構成されています。コンテナを積んだトレーラーが行き交う、真夏の真昼の産業道路周辺の眩しく哀しく儚くやるせない空気感や、逆光線、心象風景を映し出したいという想いがあったからです。ま、言葉では上手く言えませんが、観て戴ければわかると思います。よろしくどうぞ!イイネ!イイネ!イイネ!
 

オススメ