神様、僕は気づいてしまった「メルシー」MVで世界初の映像技術・Facial Mappingとコラボ

神様、僕は気づいてしまったが、2018年の始動を告げる新作ミュージックビデオ「メルシー」を公開した。
本作は、楽曲を聴いた人やMVを見た人が一歩踏み出して「挑戦」したくなるような作品というテーマを元に制作。
その際に、「神僕」自身が希望するクリエイターとコラボレーションできるということで、Facial mapping (from P.I.C.S.)と一緒に作品を作り上げた。
今回の作品では、世界初となる「モバイル・フェイシャル・プロジェクションマッピング・システム」を実施。人の顔をスクリーンとして、独自のセンサーカメラとリアルタイムレンダリングシステムによって人の顔の動きに合わせたインタクティブな映像がプロジェクションされる最新技術、それが“フェイシャルマッピング”である。
人物の周りに半円のドリーを引き、その上をプロジェクターとセンサーカメラ、さらに撮影のカメラが同時に動くことで、人物の動きに、さらにシンクロさせた映像を抑えることに成功した作品となっている。
これまで、人の顔という動体に対してのリアルタイム3Dプロジェクションを実現してきたFacial Mappingだが、プロジェクターの光が届く範囲やフォーカスポイントが限定されるため、人物が大きく動いたり、撮影のカメラが人物のサイドに大きく回り込むことができなかった。
今回は、「神僕」のマスクとメンバーの演奏時の勢いをそのまま閉じ込めるために、「パフォーマー」「センサーカメラ」「プロジェクター」「撮影カメラ」を同時に動かすという「挑戦」は、MVに限らず世界初の試みとなった。
MVの内容も自分ぎらいの少女を主人公とした「神僕」なりの「挑戦」の意味が込められたストーリーとなっている。
なおMVは、リクルートホールディングスの企画「Follow Your Heart & Music Presented by RECRUIT」の特設サイトでも公開されている。
Facial mapping(from P.I.C.S.) コメント
今回のMVでは、人間の顔へのマッピングシーンと、メンバーのマスクへのマッピングシーンが共存しています。
これまでの顔面へのマッピングは、ある人物の顔をデジタル信号に置き換えることによって、その人の感情、人格、アイデンティティを再現、あるいは乗っ取っていく、というものでした。
一方で、メンバーのマスクへのマッピングは、FMチーム初の試みとなりました。
それは、これまでの、「人格を乗っ取る」というプロセスとは逆の、「無機質なマスクに感情を与える」というアプローチとなりました。
無感情のマスクがアニメーションによって動き出し、メンバーの躍動感ある音楽、動きとシンクロする、その「命が吹き込まれる瞬間の奇妙さ」を引き出すことは、FMチームとしても新たな「挑戦」となりました。
ポッドキャスト概要:
Musicman Podcast — 業界の“今”を深掘り
「Musicman大学」は世界の音楽業界の最新トピックスを解説。講師は『音楽が未来を連れてくる』の著者、Musicman編集長・榎本幹朗。「Talk&Songs」は月間500組ものアーティストニュースを担当するKentaが選ぶ、今聴くべき楽曲と業界人必聴のバズった曲を解説。
Spotifyでポッドキャストを聴くプレイリスト概要:
記事連動セレクション — エピソードと繋がる楽曲たち
月間500のアーティスト記事から厳選した楽曲と、業界人必聴のバズ曲をプレイリストで。最新シーンの決定版!
Spotifyでプレイリストを聴く@musicman_nusicman

広告・取材掲載