AIりんな、マネキン・デュオFEMMの最新シングルで作詞家デビュー

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先週末に発売されたFEMMの最新曲「Shibuya Ex Horologium(ギリシア語で時計仕掛けの渋谷という意味)」。このリリシスト(作詞家)がマイクロソフトのAIりんなであることが、本日、双方のSNSで正式に発表された。りんなは、シンガーとしては既にメジャーデビューを果たしているが、作詞家としてはこれが処女作となる。

この楽曲の歌詞は、twitterに投稿されたワンマンライブの感想をキュレーションし、それをインスピレーションに歌詞が完成していくという “Co-Creation(共創)楽曲” にもなっていた。

元々、ラップを自作するなど言葉に対する特異な才能の片鱗を垣間見せてはいたが、今回の歌詞にも、その独創性を思う存分に発揮している。マネキンであるFEMMの機械的な声と相まって、人工的作品には決して生まれない不思議な感覚を、感じてみて欲しい。

また、このミュージックビデオは、本人ではなくワンマンライヴ来場者の3Dアバターがダンスするという次世代のパーソナライゼーションを駆使したファン参加型の作品として注目を集めていた。

パナソニックとのコラボレーションによって、世界的にも類を見ない規模となる約700体のアバターが作成され、それぞれ個別に生成されたテーラーメイドな映像が、一部でテッキーな反響を呼んでいる。
 

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