[Alexandros]
[Alexandros]『YOU ARE WELCOME TOUR』2日目の公演が、6月22日(月)にZeppDiverCityにて開催された。本記事では、同公演のオフィシャルレポートをお届けする。
[Alexandros]のライヴハウス・ツアー『YOU ARE WELCOME TOUR』が6月14日(日)、愛知・COMETC PORTBASEで開幕。2日目の公演となる東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で彼らは、デビュー16年の歴史を網羅するようなセットリストとともに、キャリアハイを超える圧巻のステージを繰り広げた。
登場SEはいつも通り「Burger Queen」。高揚感に溢れたサウンドが鳴り響くなか、川上洋平(Vo/Gt)、磯部寛之(Ba/Cho)、白井眞輝(Gt)、リアド偉武(Drs)がステージに上がるとフロアを埋め尽くした観客が雄叫びを上げる。ライブ前半は、最新アルバム『PROVOKE』収録曲や2012年リリースの3rdアルバム『Schwarzenegger』などから幅広い時代の楽曲を次々と披露。シームレスに楽曲を繋ぐ構成によって、瞬く間に高揚感を引き上げていく。「Welcome,Tokyo! 我々のライブはいくらでも声出して大丈夫です!」と叫ぶ川上に呼応して、大合唱を高らかに響かせるオーディエンスも頼もしい。
この日(6月22日)は川上の誕生日。観客からは「誕生日おめでとう!」と声がかかると、「ありがとうございます。いい日ですね」「でも、そんなことより最高のライブにしようぜ」と応える川上。「みんなも汗だくで帰ってもらいましょうか!」という煽りの後も、ダンスミュージックとしての機能を高めた「we are still kids & stray cats (:D)」、新曲「ENDROLL」(映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』挿入歌)の[Alexandros]バージョンなどバラエティに富んだ楽曲を演奏。代表曲・レア曲・カバー曲を交えながら“2026年の[Alexandros]”を見せつけた。特筆すべきは、さらにブラッシュアップされたアンサンブル。特にリアドの進化ぶりは素晴らしく、スケール感を増したドラムによって演奏を支えていた。鋭利かつメロディアスなフレーズで楽曲の魅力を引き出す磯部、白井のプレイも絶品。サポートのMULLON(Gt)、ROSÉ(Key)の含め、このバンドのライブ・サウンドは今もなおアップデートを続けている。
「『YOU ARE WELCOME TOUR』というタイトルは“ようこそ”という意味合いが強いです。最初のリリースから16年経って、昔から好きでいてくれる人、最近の新曲で好きになってくれた人が混ざっていて。全員ひっくるめて心奪う、そういうツアーをやろうと思っています」(川上)
今回のツアーの意義を改めて言葉にした後、ライブは後半へ。[Alexandros]の16年を象徴するアンセムを連発し、会場のテンションは一気にピークに達した。
大きな拍手と歓声、そして、「Happy Birthday to You」の大合唱に導かれ、メンバーが再びステージへ。「アンコール、そして誕生日のお祝い、ありがとう」と感謝を伝え、「Zeppらしい曲やります」と「Backseat」を披露。さらにバンドとファンのつながりを感じさせる楽曲を放ち、ライブはエンディングを迎えた。
ロックバンドとしての多彩な音楽性、ライブバンドとしての圧倒的なカッコよさをダイレクトに見せつけた[Alexandros]。このあとは宮城、北海道、神奈川、愛知、福岡を回り、ファイナルは8月26日(水)の東京・Zepp Haneda(TOKYO)公演。さらに10月31日(土)、11月1日(日)に主催フェス『[Alexandros] presents THIS FES ’26 in Sagamihara』(相模原ギオンフィールド、及びその周辺)の開催も決定。常にピークを更新し続ける[Alexandros]。その現在地をぜひ体感してほしい。
文=森朋之
撮影=河本悠貴

広告・取材掲載