ライブ・エンタテインメント市場が前年比13.8%増で6,000億円に迫る勢い、ぴあ総研が発表

2019年9月12日 15:42
ぴあ総研2018年確定値市場規模

ぴあ総研が、ライブ・エンタテインメント調査委員会からの委託を受けて実施したライブ・エンタテインメント市場規模の調査結果(確定値)を公表した。

今回公表の2018年のライブ・エンタテインメント市場規模は、統計を開始した2000年以降で最高の5,862億円(前年比13.8%増)を記録した。また、公演回数は前年比0.6%減となったが、1公演当たり動員数が増加したことから、動員数は前年比11.3%増の7,645万人となった。

なお、ライブ・エンタテインメント市場規模は、音楽コンサートとステージでのパフォーマンスイベントのチケット推計販売額合計と定義している。
 

音楽市場について

2018年の音楽市場規模は3,875億円(前年比11.8%増)と推計される。公演数が前年比1.6%減となったが、動員数は前年比9.1%増と伸び、動員一人当たり単価も増加したことから、市場規模はプラス成長を維持している。

音楽市場の8割強を占めるポップス分野におけるスタジアム・アリーナツアー(デビュー30周年を迎えたB'z、デビュー20周年の嵐、引退を発表した安室奈美恵など)の好調が、市場規模の拡大を牽引している。
 

ステージ市場について

2018年のステージ市場規模は1,987億円(前年比17.9%増)と推計される。

ライブ会場不足により、会場収容人数1,000人以上というステージ分野においては比較的大規模な会場での公演回数が頭打ちとなっているが、主にミュージカルにおいて1公演当たりの動員数の増加と、動員1人当たり単価が上昇したことが、市場規模の伸張を牽引した。

具体的には、劇団四季専用劇場「キャッツ・シアター」(2018年8月オープン)のミュージカル「キャッツ」、「IHIステージアラウンド東京」(2017年3月オープン)で上演された劇団☆新感線「髑髏城の七人 花鳥風月」と「メタルマクベス」といったロングラン公演が挙げられる。

さらに、新形態のイベントである体験型恐竜ライブショー「恐竜どうぶつ園」「DINO SAFARI(ディノサファリ)」「世界一受けたい授業 THE LIVE」なども市場を活性化させた。