オンキヨー、4月〜6月の売上高が前年比24%減 全世界的にホームオーディオ市場が縮小

2019年8月15日 14:45

オンキヨーは8月14日、2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日〜6月30日)を発表した。

当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高が前年同期比24.4%減の61億7,100万円となった。営業損益は前年同期比3,000万円悪化の13億7,700万円の営業損失となり、経常損益は前年同期比3億9,800万円改善の13億8,300万円の経常損失となった。また、親会社株主に帰属する四半期純損失は前年同期比2,600万円改善の13億6,400万円となった。

AV事業における売上高は前年同期比38.1%減の31億7,400万円、損益は前年同期比8,200万円悪化の2億9,500万円のセグメント損失となった。

これは、北米ではエントリーモデルのAVレシーバーが、オンキヨーブランド、パイオニアブランドともに比較的安定した販売を維持し、またUltra HDブルーレイ再生に対応したユニバーサルディスクプレーヤーが、先行した日本市場に続き、欧州や日本以外のアジア地域にも波及して好調に推移したが、全世界的なホームオーディオ市場の縮小や欧州子会社の譲渡に伴う外部売上高の減少によるもの。

また、構造改革や欧州子会社の事業譲渡による販売効率の強化が進んだものの、市場縮小に伴う売上高と売上総利益の減少が響いたとのこと。

デジタルライフ事業における売上高は前年同期比18.8%減の11億2,200万円、損益は前年同期比1億8,300万円改善の1億2,400万円のセグメント損失となった。

これは、欧州・国内ともに高付加価値のワイヤレスイヤホンが堅調に推移し、さらに国内ではファッションブランドのサマンサタバサと製品開発を進めたワイヤレスイヤホンや、人気アニメのカスタムインイヤーモニターなど、コラボモデルの販売が計画を上回る好調な結果となったが、AV事業と同様に欧州子会社の譲渡に伴う外部売上高の減少影響等によるもの。

高付加価値モデルの販売増や、欧州子会社の事業譲渡による販売効率の向上に加え、不採算モデルの処分が完了したことにより損益が改善した。

OEM事業における売上高は前年同期比13.1%増の18億7,400万円、損益は前年同期比3億2,400万円改善の2億600万円のセグメント損失となった。

これは、基幹カテゴリの車載用スピーカーや「Sound by Onkyo」などのサブブランドを付したテレビ用スピーカーの販売が引き続き堅調に推移し、インド合弁会社の操業度改善による生産・販売が本格化したこと等によるもの。

構造改革による固定費の削減や、インド合弁会社の生産移管が進んだことに伴う生産コストの改善等により損益が改善した。

当四半期連結業績は想定の範囲内で推移しているとして、5月24日に公表したものを据え置いた。