NexTone、著作権管理にYouTubeによるシステム照合のプロセスを活用

2017年9月4日 11:46
データエクスチェンジを活用した著作権使用料支払いフロー

音楽著作権管理事業者であるNexToneは、管理作品のYouTube上における包括的な利用許諾契約をYouTubeと締結した。

新契約では、YouTubeデータエクスチェンジに基づいた仕組みをNexToneが積極的に活用することにより、YouTubeからの精度の高い利用実績報告の受領を実現する。本契約の締結によって、NexToneは著作権者に対して、公平・公正かつ透明性の高い使用料分配を実現することを目的としている。

YouTubeにおけるデータエクスチェンジとは、提供された作品情報に基づいて、YouTubeがデータによる透明性の高い方法でシステム照合を行うプロセスを指すもの。新契約では、NexToneが管理する作品と権利者のデータをYouTubeに提供する。これにより、YouTubeはNexToneが管理する作品をより正確に識別したうえで著作権料を支払うことができるようになるとしている。

YouTube 音楽部門総責任者 リオ コーエン氏 コメント
YouTubeは、アーティスト、音楽出版社、ソングライターが公平に保証されるよう力を注いでいます。NexTone がアーティストの長期的な経済的成功に向けた革新的な取り組みを YouTube と行うことを大変嬉しく思います。今後も日本のアーティストの活動が、YouTubeを利用する月間15億人の世界中の視聴者に届くよう、NexTone と引き続き取り組めることを期待しています。

NexTone 代表取締役COO 荒川祐二氏 コメント
私たちNexToneは、これまでも透明度の高さや正確さを大切にし、素晴らしい音楽を創作してくださった権利者の皆様により多くの使用料を適正に分配できるよう様々な努力を積み重ねて参りました。
今回の取り組みは、現代の音楽シーンにおいて欠かせない存在であるYouTubeにおける著作物利用実績報告の飛躍的な透明性向上につながるものであり、私たちが目指している著作権管理の方向性と完全にマッチするものであります。NexToneがいち早くその取り組みに名を連ねることが出来るということに、たいへん大きな喜びを感じています。
同時に、透明性向上への積極的な取り組みは、多くの権利者にとってたいへん大きな意味を持つことであり、このことは必ずや日本の音楽産業全体に良い影響をもたらすであろうことを確信しております。