エフエム東京、22年度中間決算は増収 インターネット広告収入が48.6%増と大幅な伸び

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TOKYO FM

エフエム東京は11月24日、同社グループの第58期上期(2022年4月1日から2022年9月30日まで)の営業状況を発表した。

同社グループにおいては、主力の放送事業において、タイム放送収入やスポット放送収入が伸び悩んだものの、インターネット広告需要の急激な伸びを背景に同社のインターネット収入が前年同期比48.6%増と大幅な伸びを示したこと、および本年1月にグループ内資本再編により誕生した連結子会社サウンズネクストが合併効果の後押しもあり売上を順調に伸ばしたこと等が貢献し、放送事業収入全体では増収となった。また、企画・制作事業収入は、コロナ禍の影響を引き続き受けたものの、イベント興行に一部復活傾向が見られたこと、およびインターネット配信によるイベント企画が好評を博したことにより、前年同期に比べて増収となった。一方、連結子会社ジグノシステムジャパンが運営するインフォメーションプロバイダー事業収入は、モバイルコンテンツ市場の構造変化への対策に課題を残し、減収となった。

この結果、当中間連結会計期間における連結売上高は66億9,800万円(前年同期比0.5%減)、営業利益は3億8,900万円(前年同期比8.9%減)、経常利益は5億2,300万円(前年同期比7.6%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は3億5,400万円(前年同期比13.4%減)となった。

同社単体の業績については、売上高が52億2,700万円(前年同期比1.4%増)、営業利益が2億8,100万円(前年同期比3.7%減)、経常利益が4億7,200万円(前年同期比0.6%減)、中間純利益は3億4,900万円(前年同期比3.6%減)となった。

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