露崎春女、ファンとの距離感をグッと縮めた弾き語りツアー 東京公演レポート

2019年7月16日 18:21
露崎春女、ファンとの距離感をグッと縮めた弾き語りツアー 東京公演

シンガーソングライターの露崎春女が、7月12日に東京・渋谷JZ Bratで「弾き語りツアー2019 -Special Gift-」の東京公演を開催した。

2019年1月に約5年ぶりのオリジナル・アルバム「Special Gift」をリリース。3月には「『Special Gift』スペシャルライブ」と題して横浜・大阪でワンマンライブを開催した。

6月からスタートした札幌から熊本まで全国7都市をめぐるこの弾き語りツアーは開催が約5年ぶり、“シンガーソングライター露崎春女”を間近で感じることのできるステージとなっている。

渋谷JZ Bratは発売と同時にチケットSold Out、集まったファンの期待高まる中SEとともに露崎春女が登場。

ライブ冒頭に「弾き語りライブとうたっておきながら、サポートのミュージシャンがいます!」と語り、ピアノの大坪稔明、ギターの知念輝行を紹介し、会場の雰囲気が一気に和んだところでステージの幕があけた。

この日のライブは最新オリジナル・アルバムの「Special Gift」から選曲されたサポートを入れたセッションでスタート。ピアノ弾き語りでは自身の曲はもちろんのこと、アルバム制作にあたり参考にしたという名作品を生んだ音楽プロデューサーの楽曲を実際に披露するという場面もあった。

後半ではリクエストコーナーを用意。「リクエストというかたちだからこそ選ばれた楽曲たちを披露できて嬉しい」と語り、事前に募ったリスナーからのエピソードとその思い出の楽曲を演奏。まるでラジオ番組を聴いているかのような軽快なトークと歌に観客と露崎の距離感はより一層近づいていった。

盛りだくさんの内容となった今回のライブだが、どんなスタイルで、どんなシチュエーションにおいても露崎春女の歌は真ん中にある。

楽曲に入る時の緊張感と声を放つ瞬間のドキドキ感、1曲を通して見える歌の風景はテクニックを持ち合わせながら人間味あふれる表現を持った露崎だからこそ生まれる音楽だろう。

会場を笑いに誘う饒舌(じょうぜつ)なMCに惹かれるファンも少なくないが、間違いなく言えることは露崎の“歌”と“研ぎ澄まされた表現力”はさらに深みを増してリスナーを魅了し続けていくということだ。

今回のツアーは残すところ、7月18日(広島)・7月19日(京都)の2公演となったが、露崎春女からの“スペシャルギフト”をぜひ受け取りに来てほしい。

ミュージシャン
Piano:大坪稔明
Guitar:知念輝行

写真:大参久人