井上鑑、1986年の名作「TOKYO INSTALLATION」を再構築した準新作「TOKYO SPATIAL INSTALLATION」配信開始

アーティスト

井上鑑

井上鑑1986年の名作アルバム「TOKYO INSTALLATION」を井上自身が再構築したアルバム「TOKYO SPATIAL INSTALLATION」を11月25日より配信開始する。

1986年に発表されたアルバム「TOKYO INSTALLATION」は、東京とロンドンで録音され、テクノと変拍子、和楽器とシモンズ・ドラム、そして美しいメロディーが交錯する井上鑑のリーダー作であり、尾崎豊、浜田省吾による2曲ずつのインスト楽曲提供も話題になった。参加アーティストも、ビル・ブルーフォードをはじめとして、日本、ロンドンの精鋭が集結している。

そのCDを復刻する際に、アルバムの24トラック・マルチTAPEが保管されていたことが判明、今回のプロジェクトはスタート。全曲すべてのトラックをPro Toolsのデータに移し替え、井上鑑自身の手でデータを切り刻み、構成を変更し、新たにシンセ等をダビング、ほとんどニューアルバムと言っても良いほどに再構築されたアルバム「TOKYO SPATIAL INSTALLATION」が誕生した。

今回は、通常配信、ハイレゾ配信に加え、全方位から音が降り注ぐ音楽体験ができる360 Reality Audioの新リミックスによる音源配信もスタート。ソニーの360立体音響技術を使った新しい音楽体験”360 Reality Audio”で、井上鑑が再構築した音の世界を存分に楽しめる。

なお、11月25日よりotonano YouTube Channel内にて井上鑑自身による「TOKYO INSTALLATION」曲解説映像第1弾を配信。さらに、360 Reality Audio作品「TOKYO SPATIAL INSTALLATION」の配信リリースを記念した本人出演のスペシャル・トークを11月25日19:00よりサウンド&レコーディング・マガジンYouTubeチャンネルにて配信予定となっている。

また、11月26日・27日12:00より東京・御茶ノ水RITTOR BASEにて「TOKYO SPATIAL INSTALLATION」360RA試聴会も開催。 「TOKYO SPATIAL INSTALLATION」制作に使用されたものと同じ13chのスピーカー環境を御茶ノ水RITTOR BASEに用意。各回1組限定(4名まで)のプレミアムな環境で、新たな音楽体験をすることができる。

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