アリアナ・グランデの新曲が首位獲得、WANIMAの新曲が最多リクエストで4位【エアモニ】

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今週、2018年5月30日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2018年5月21日〜2018年5月27日 プランテック調べ)では、アリアナ・グランデのおよそ2年ぶりとなる新曲「ノー・ティアーズ・レフト・トゥ・クライ」がついに1位へと上りつめた。

4月20日に配信リリースとなった同曲は、リリース週の4月16日〜4月22日に81位に初登場すると、5位→3位→8位→6位→1位と推移。チャートイン6週目にして首位獲得に至った。

これまでに月間パワープレイへの選出はみられないものの、全国のFM局からのバックアップを受け、今週一週間でのオンエア数は200回を越えた。ロングスパンかつ広いエリアでのオンエアもあいまり、リリースから1か月以上経つも未だ各ストリーミングサービスでの再生数も多いようだ。

2位は、先週自身初となるエアモニ1位を獲得したceroの「魚の骨 鳥の羽根」。引き続きパワープレイへの選出で大量オンエアを確保した結果だが、同曲収録のニューアルバム「POLY LIFE MULTI SOUL」からは別曲のオンエアも複数あった。今週は大阪・名古屋が中心だったものの、先週に続いてゲスト出演もみられた。

3位はNulbarich「Kiss You Back」。先週2位からワンランクダウンしたものの、清涼感のあるサウンドがFM向きなことも功を奏してか、関西・東北・北陸のFM局では先週よりもオンエア数を増やした。

WANIMAの新曲、今週最多リクエストを集め4位に浮上

映画『OVER DRIVE』主題歌となっているWANIMAの新曲「Drive」が、先週16位から4位に浮上した。前週5月16日に配信開始となった同曲だが、リリース翌週にも関わらずオンエア数が伸長。今週最多となったリクエスト数の多さや、全エリアのFM/AM局でオンエアがあるなど、広い層からの支持がラジオオンエアに反映された。

椎名林檎トリビュートアルバムから全曲オンエア、4曲がTOP200入り

今週最も印象的だったのは、5月23日リリースの椎名林檎トリビュートアルバム「アダムとイヴの林檎」から収録曲14曲が全て、いずれかの放送局でオンエアされたことだ。世代・ジャンルを越えた錚々たるミュージシャン達の参加が話題となっていることもあり、当然の結果と言えばそれまでながら、一つの番組での特集ではなく各局・各番組がそれぞれのオススメを選曲していった結果、全曲が網羅された。改めて注目・期待度を上回るその完成度の高さが窺える。なかでも特にオンエアが多かったのは、レキシによる「幸福論」で27位にチャートイン。このほか、宇多田 ヒカル&小袋 成彬「丸ノ内サディスティック」(39位)、木村 カエラ「ここでキスして。」(76位)、theウラシマ’S「正しい街」(79位)の合計4曲がTOP200入りした。

King & Princeのドラマ主題歌、AMチャートで堂々の1位に

King & Princeによるドラマ「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」主題歌「シンデレラガール」が、5月23日のリリース週を受け先週39位から7位へ浮上した。TBSラジオでは深夜帯に、ラジオ大阪では夕方帯にそれぞれCM内でのオンエア数を確保しつつ、文化放送ではプラスチューンに選出されるなど、全国的にAM局でのオンエアが急伸。AMチャートでは堂々1位に輝いた。WANIMAに次いで今週2番目に多かったリクエスト数も印象的。キャッチーな曲調もあいまり、セールスの方もさすがの結果を打ち出しているようだ。
 

RADIO ON AIR DATA(集計期間:2018年5月21日〜2018年5月27日)
順位 曲名 アーティスト名
1 ノー・ティアーズ・レフト・トゥ・クライ アリアナ・グランデ
2 魚の骨 鳥の羽根 cero
3 Kiss You Back Nulbarich
4 Drive WANIMA
5 真昼の月 Saucy Dog
6 22 Lucky Tapes
7 シンデレラガール King & Prince
8 ダン・フォー・ミー feat.ケラーニ チャーリー・プース
9 SUMMER BREEZE go!go!vanillas
10 KABUTO [Alexandros]

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